2018年05月18日

投稿をサボっており、少し前の話題となりましたが、
前回の記事のコメントにて、TOKIOの山口メンバーについてどう思うか、
という質問をいただきました。

実の所、童子は芸能界には滅法疎いのですが、
たまたま、昼間のテレビ放送(念のため、国営放送ではありません)で、
TOKIOの4人のメンバーによる記者会見を見ていました。
それまで、童子はTOKIOのメンバーというと長瀬くらいしか知らず、
何人編成のグループかもよく知らないレベルの芸能界音痴なのです。

女子高生云々の件でなく、山口メンバーの酒絡みの事件だという事で、
若干の同類項的な興味を覚えて、昼間の会見中継を見ていたのです。

その会見の場で、松岡というメンバーからは、
「正直、あなた(山口)は病気です。」
という辛辣な発言がありました。
ああ、やっぱりそうなんだ。
という事は、本人は病的飲み方の自覚がないという状況なんでしょうね。

残念ながら、童子は、山口メンバーとは交流が今までなかったので(あたり前か(・∀・))、
彼が、どの程度の依存症かどうかを判断する情報は持ち合わせていませんが、
依存症者は、なかなか自分がアルコール依存症である事を、認めたがらないものなんですね。

実は、かくいう童子も、若かりし頃は、否、老年に差し掛かっても、
何を隠そう、自分がアルコール依存症者とは露も思っていませんでした。

アルコール依存症は、昔は”アル中”という蔑称で呼ばれてました。(今もかな)
今は亡き大酒飲みの親父も、アル中寸前の所まで行っていたのですが、
本人は、決してアル中でないと思っていました。

親父の酒飲み友達Aが、親父をも凌ぐ大酒飲みだったのですが、ある晩、
「Aさん、アル中で病院に入れられて、薬を飲むはめになった。もう酒は終わりだな。」
などと、彼の妻(童子の母に当たります)に、話していたのを思い出しました。

如何にも精神的な大病に罹患して、なにか人間失格の烙印でも
押されたかのような言い振りだったのが、幼少の童子の記憶にあります。
アル中とは、半分狂人となり精神病院に入れられた患者のようなイメージがありました。

そんな情報の元で幼少期をすくすくと育った童子は、
大人になって自らが大酒を喰らいだしてからも、
親の遺伝で大酒飲みだが、アル中と自分は無縁の存在だと思っていたのです。
当時は、アルコール依存症という言葉もまだポピュラーでなかったような気もします。

結婚してからも童子の大酒は留まる所を知らず、
その異常な飲み方に、当時の妻とその身内(義母、義祖母)が心配して、
ある日、一冊のアル中に関する書物を買って来ました。

どだいアル中の認識はなかったので、読む気もしないで
放っといたのですが、しつこく読むように請われて、
いやいやにカッパブックスか何かの本に目を通しました。

禁断症状が酷くなり、最後には、部屋の隅や壁に、
魑魅魍魎の虫や化物がざわめく幻覚を見るだとか、
痩せ細ってガリガリになって酒しか受け付けなくなるとか、
そういう手合いの事が書いてあったのを記憶しています。

そんな幻覚など見やしないし、逆にどんどん酒太りしていたので、
確かに大酒飲みは血筋で認めるが、アル中なんかになりやしないよ。
と、はなから馬鹿にしておりました。(´∀`)

更に酷くなったのか、身内から心療内科に初めて連れられた行った時も、
医者が高飛車に言う事や、久里浜式か何かの判定テストの結果なども、
『何言ってやがる。こんなんでアル中呼ばわりされるなら、
 日本中のサラリーマンは、アル中だらけやんか!』
などと嘯いていました。(`ヘ´)

しかし、アル中の初期症状のベーシックな部分は共通性があるものの、
病状の進んだ段階での症状は、実は個人により千差万別雨あられ。
体質や環境により大きく異なる事がよく解っていなかったのですね。

癌と同じで、気づかないうちに、どんどん進行しており、
気づいた時は(否、気づくべき時には、もう気づけなくなっている。)、
もう引き返せなくなっている病なんですね。(T_T)

だから、自分がアルコール依存症である事を、なかなか自覚できないし、
酒でトラブルを起こしても記憶があいまいで、働くべき自省が働かず、
嫌な記憶はまた酒で誤魔化すという事を綿々と続けてゆくのです。

童子も、本当に依存症と自覚せざるを得なくなったのは、
連続飲酒発作を何度か重ね、死を意識したあたりなんですね。
しかし、すでに、依存症を認めても認めなくても、酒の24時間常時の欲求に侵され、
正気の論理も倫理も失くなってしまっているのです。


酒以外の薬物などによる依存症者も多分そうなのでしょう。
周りの意見には、もう耳を貸す事ができなくなっているどうしようもない状態。

いやはや、怖い病気です。
その怖さに本当に気づくのに、かれこれ数十年掛かってしまった。
なんとも情けない事です。う~む。(´・ω・`)


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この記事へのコメント

1. Posted by のんたん   2018年05月18日 20:23
5 こんばんは、久々の投稿、ありがとうございます。TOKIOのことにも触れてあり興味を持って読ませて頂きました。依存症について童子さんの言われていること、うんうん、そうだろうな〜と少しは納得しました。酔っぱらいは誰でも嫌だし荒いアル中の人には恐怖さえ感じますが、そういう人も酔ってない時は人並み以上におとなしく、謙虚でさえあると思えます。でも酒が入ると豹変するんですよね、そして自分はアル中ではないと思い続けて病気を悪化させてしまい、、どん底を味わい、色々なものを失い、それをきっかけに自覚して立ち直れるよう努力できる人はいいんですが、、難しく恐い病気なんですね、童子さんほどになっても油断大敵なんですね、勉強になりました。また更新を待っています。
2. Posted by 酒呑童子   2018年05月20日 22:24
のんたんさん
こんばんは。
久々の投稿ですみません。
色々と多忙で・・・(言い訳けか)
今でも、ふとアルコールの沼にどっぷり浸る快楽が
頭を過ぎる事もあります。
なんとか抑制できているのは、
連続飲酒の恐怖を辛うじて覚えているからに過ぎません。
なので、忘れぬように、サボらずにブログ継続ですね。
3. Posted by 野の百合   2018年05月22日 21:27
童子様、お久しぶりです。
投稿、お待ちしておりました。
山口氏のこと、少し落ち着きましたね。
断酒ブログのアクセス数が増えたことは、うれしいことです。自分の酒の飲み方に??と思っている人は、数多くいるはずです。
酒を飲む人はすべて、依存症への階段を昇っているのですから。
なんか哀れですね。山口さん。
スターから一気にアル中へ移動?したわけですから。
明日は我が身です。私はスターではありませんが。(笑)
童子様も、誘惑、事故、飲酒欲求にお気をつけて。
また、楽しい投稿お待ちしています。
あなたのファンより
4. Posted by 酒呑童子   2018年05月24日 16:50
野の百合さん
ご無沙汰しております。
投稿さぼっておりました。
TOKIOの1件で、アルコール依存症に関する記事が、
メディアに何件か取り上げられていましたが、
本質を突いたものは少なかったように思います。
やはり、私たち”プロ”(笑)が、警告・啓蒙しなければ、
ならないミッションなのですかね。
といって、そんな偉そうなことも言えない身ですから、
せいぜいブログで発信する事くらいですね。
実際、この病を真剣に研究している医学者や科学者が
どの程度おられるのか疑問ですね。
この何十年、依存症が減少したという記事なんかも、
少なくとも、私は見たことはありませんが。。。
そろそろ出番かなあ・・・(笑)







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