2017年01月23日
未だに入院生活を余儀なくされている童子であります。
本日で入院15日目と相成りました。
長年の飲酒の弊害が未だに祟ってるのでしょうか、
いやはや、大変な年初になりました。(´・ω・`)
二週間前の未明に救急車で搬送されて緊急入院。
入院後2日目にしても、下血は止まる気配を見せず、
内視鏡検査を行う破目になりました。
事前準備に、看護婦(敢えて看護師とは言いません)さんの手で、
一回300㏄もの温水で、手際よく2回も凌辱されます。
真っ赤に色着いた浣腸液が排出され、気弱な童子は卒倒寸前です。Σ(=゚ω゚=;)
検査室に運ばれ、以前のブログ記事『凌辱なる精密検査』での記述と同様に、
人間の尊厳を侵害するような”後ろ穴開きパンツ”に履き替えさせられます。
また、前回の検査のように、美人の女医さんだったら嫌だなあ・・・
などと夢想しつつ検査台に横たわって、担当医の登場を待っていると、
なんと今回現われたのは、御坊ちゃま風男子高校生・・・
いや、良く見ると、もう少しは歳が行ってるな。てな、若造です。
医師が軽く自己紹介をして、いざ処置に取り掛かろうとしてると、
ルルルルル・・・
部屋の固定電話が鳴り、医師が出る。
「ああxxさんですか。私、研修医の●●と申します。・・・・・」
(ええっ!? 研修医!(((( ;゚д゚))) 嘘! そんなんで大丈夫かよ。どうりで若い筈だ。
研修医なら付添いの指導教官は居ないのかい。)
けれども、指導教官など待つ素振りなど微塵もなく、
一人でグイグイと内視鏡の挿入に取り掛かるではないか。
「いててて・・・」と悲鳴を上げる童子。
過去数回内視鏡検査の経験はあるのだが、今回はやけに痛いのである。
(おいおい、大丈夫かい。)
「視界が悪いなあ・・」
などと呟きながらも、容赦なく内視鏡を挿入して行きます。
「いててててて・・ウウッ・・」(;´Д`)
「そんなに痛い?がまんしてねぇ。」
そばで、助手の看護婦が二人駄弁っていたのだが、
年上と思われる方が、童子のうめき声で気づいたのか、
「あっ、喋ってて、××剤入れるの忘れてたぁ!」
と慌てて、点滴のチューブの脇口から薬剤を投入します。
(おいテメエええ加減にしろよな。怒るぞお!(゚皿゚メ))
文字通りハラワタを抉られるような苦痛で悶絶してましたが、
ほぼ、小腸近くまで達したのでしょうか、
「このあたりまでだな。。。特定できないなあ。。。」
と弱気な発言。
「△△先生を呼んでくれる。」と看護婦に研修医が。
看護婦が、PHSで連絡を取る。
「△△先生、外来で手が離せないいんだって。」
「ええ~! 昨日、先生のスケジュールに予約を入れてたのに・・・」
(おいおい、大概にしろよ!終いには・・・(#`皿´) )
流石の童子様も、仏の顔も二度三度と思いつつも、
その体勢では何の反撃もできる余裕はありません。
研修医の手で小一時間弄ばれた揚句、
「既に出血は止まっており、特定できませんでした。」
申し訳ないというカケラもなく、するする内視鏡を抜きだして終了です。
そして、一旦出血は止まったかのように思われました。
しかし、しかしです。今回の奴は、なんともしつこく、
その翌日未明に三度の連続下血。(T_T)
研修医は、「腸内に残ってた分ではないですか。」
と、てんで取り合いません。
(そんな事はない量だと思いますけど。。。φ(.. ))
そして、更にその二日後の朝。
恐る恐るトイレで気張れば、再度出血してるではないか。
(それ見ろーー!ヽ(#`Д´)ノ)
再び、緊急内視鏡検査となりました。
また研修医のオペレーションでありますが、
今回は、△△先生らしき医師も同伴であります。
(良かった!)
ただ、最奥部まで内視鏡が挿入されども、やはり
出血はタイミング悪く止まっており特定できない様子です。
△△先生は、怪しそうな気配のある患部数か所を、
ここと、ここと、ここに、○○しといたら・・
なんて気楽そうに言って、スタコラと退室するのでした。
童子は、今回は悶絶する程の苦痛はなく、
モニターに映る腸内の映像を時折盗み見してました。
なにやら小さくて見たこともない長方形の物体が映っております。
おっ、これがクリップという奴か。
先日ネットで調べた、腸内の出血部分の血管を挟んで止血する器具だ。
ふーーんと感心してると、
「あっ。いけねえ。クリップ落としちゃった。」と研修医。
(おいおい頼むぜ。兄ちゃん。(; ̄Д ̄) )
それでも、予備があるのか、パーンという大きな音を立てて
クリップを挟んで留めたようでした、
自慢げに、するするとチューブを抜きだして、
「終わりましたぁ!」
でも、ほんとうかなあと甚だ疑惑の残る童子なのであります。φ(.. )
ただ、この研修医はテキスト通りに忠実なのか、
やけに慎重で、その後も延々と絶飲食を続けるのです。
童子が、そろそろ何か口にさせてよと懇願を重ねて、
ようやく数日前から流動食(というよりはスープ、ジュースだけ)
に変わり、絶飲食からは多少は解放されました。
しかし、既に丸二週間以上も固形物の食事にありついておりません。
毎晩夢の中には虚しく御馳走が登場してるだけの日々であります。φ(.. )
もう少し掛かりそうですね。
(続く)
↓見舞いがてらに、クリックいただければ回復の励みとなります。
にほんブログ村
にほんブログ村
トラックバックURL
この記事へのコメント
あまりにお気の毒で、言葉がありません。
大病院は時間外救急は殆ど研修医なんですよねICU以外は。私、飲酒時代急性膵炎持ちで何度となく経験しています。
絶飲食の辛さも。1日が長い。改めて人間食う為に生きていると知りました。
少しでも口から食べられるようになれば、回復もすぐですよ。
原因がわかれば措置だけの問題ですから、治まりそうなものですけどね。年明けからほんと災難ですね。
私の大出血は、内痔核でした。そもそもの原因は、胃にあったのですが。
研修医と言えば、親知らず抜く時、複雑だから大学病院にまわされ、そこの歯医者さんが、椅子の背もたれが倒れないので四苦八苦してました。私は、椅子のコンセントが刺さってないを見つけてました。研修医は、やっぱり当たりたくないですね。(笑)
新年早々、本当にお気の毒です(-_-;)
永い間、お酒を飲んでいないのに、なんで
下血するんですかね。 肉類の多食とか
白砂糖の過剰摂取も疑った方がいいかも
知れません。 しかし、お気楽な研修医や
看護婦の態度は腹立ちますね。
どうぞ、一日も早く回復されますように。
こんにちは。
絶飲食は、過去数度ありますが、
今回本当に、「食うために生きている」
と知らされました。
五体満足で、食べられるという事は、
それだけで幸せなんだ。
なんて、悟りを開いたりして。。。
断酒、半年経ちましたか。
お元気そうでなによりです。
御心配いただき有難うございます。
悪性腫瘍ではないのが、なによりも救いですが、
完全治癒できないのが、この病のやっかいな所です。
まあ、生きていれば、何でもできる、
と信じて頑張りましょう。
こんばんわ。
大腸憩室炎ということが一応の病名ですが、
未だ嘗て、内視鏡検査で憩室から出血している”現場”
は発見された事がなく、医師達の状況証拠からの
推測に過ぎません。
前回、入院した大阪の病院の医師は、
ひょっとしたら、痔核の大出血の疑いもある、
と言っておりました。
なかなか、”現行犯逮捕”がしづらい病で困っております。
こんばんわ。
私の推測では、酒を飲んでいた頃の食生活が、
病状(大腸憩室)を発生させた源かなあと反省してます。
酒を止めても、憩室自体が修復される訳ではなく、
爆弾をかかえているような物ですね。
身から出た錆です。
どちらにせよ、早く退院して精進いたします。
長年そんな生活を続けて来られたなんて、私にとって童子さんは勇者です。それに総括が数年後に突然訪れるというのも怖いですね。でも御馳走の夢を見られるというのは回復の兆しでしょう。頑張ってください。
一般的に下血は、
1 ポリープ
2 痔
3 強い腸の炎症(潰瘍性大腸炎等)
4 大腸憩室出血
が多いようです。
しかし大腸内視鏡検査で白ならば、憩室の可能性が高いように思われます。(憩室は、腸にある先天性の袋状のくぼみで、クリップを使ったということならば、少なくとも憩室はあったのかと思います。)
ただ憩室出血の場合、現行犯でなければなかなか見つかりませんし、憩室自体は割と皆さんお持ちです。
一に断酒、二に養生、お早い回復を祈っております。
ものすごーく久しぶりにブログ村をのぞかせていただきました。
なんと、童子さんが緊急入院なさったとのこと。
お見舞い申し上げます。
憩室炎ですか。
私も緊急入院をしたことがございます。
あれは震災のすぐ後でした。
それでも酒はやめられず、行き着くところまでもうすぐでした。
断酒して九死に一生を得た私たち。
命を大事に、まいりましょう。
お体大切に・・・(ありきたりですみません。)
レス遅れてすみません。
勇者なんてとんでもない。
”血を流しても飲むのが止められない”
大ばか者でありんす。
その集大成が、この有様だと、
深く深く自省する日々であります。
激励、ありがとうございました。
お久しぶりです。
返信遅れて申し訳けございません。
お見舞い、ありがとうございます。
確かに憩室は多くあるようですが、
今井まで、内視鏡で現行犯逮捕できた事はないのですね。
なかなか正体を現さない奴です。
今回も、一番怪しそうな奴を、
とりあえず留置(クリップ)しただけの処置です。
とにかく、これからも断酒精進いたします。
豆大福さんも、お元気でいらしてくださいませ。
お早う御座います。
(入院して就寝が早いので、やたら早起きに)
お見舞い恐縮致します。
貴女のブログ拝見いたしました。
”大好きなブロガーさん”なんて、
照れてしまいますね。(笑)
お陰様で、ようやく、退院いたしました。
山ほど整腸剤をお土産に養生しております。
もう一度気を引き締めて精進いたします。
貴女にも、御健康、御多幸、お祈りいたします。
初めまして。
私も、酒をやめの繰り返しでしたが
先日仕事の帰り梅田で呑んでてブラックアウトし
気が付けば救急車の担架の上でした。
駅で倒れたらしく大したことなく娘が迎えに来てくれ家に無事帰れましたが
娘からあのまま線路に落ちていたらどうなってたかわかってんの?と言われ
そろそろ満ちたなと観念し辞める覚悟で数日。
それで童子様 のブログにたどり着きました。
入院中、辛いでしょうけど私も応援させてください。
返信遅れてすみません。
今日から復活しました。
応援ありがとうございます。
なんとか元気を取り戻しました。
今日からエネルギー全開です。
激励ありがとうございます。