2016年02月23日

先日の記事で、『ドローンの飲酒操縦』についてコメントしてみましたが、
ドローンではなくて、本物の飛行機の飲酒運転事件はどうなのか、
やっぱしあるのでは、と突然興味が湧いてきて、早速ググって見ました。

いやはや、やっぱり、あるではありませんか。(・◇・)ゞ

最近では、2015年8月8日。
北欧はノルウェーのオスロという空港での事件。
乗客乗員109名を乗せ、地中海のクレタ島に向かうはずのエア・バルティックという北欧の格安航空会社。

なんでも、「エア・バルティックのクルーがお酒臭く、ハイテンションだ」といった
匿名の電話による垂れ込みの情報がノルウェーの地元警察に入り、
離陸直前に空港で、乗員に緊急アルコール呼気検査を実施したところ、
なんと機長・副操縦士以下クル―ら面々の飲酒が次々に発覚したというのだ。

結局、離陸許可が出ず(当たり前だが)、当フライトはキャンセルに。
100名の乗客は足止めを喰らい、大変なクレーム騒動になったという事であるが、
そんな飛行機に乗らなくて命拾いしたと思わないといけない。( -д-)ノ

もしも密告がなければ、そしてアルコール呼気検査が行われなければ、
乗客約100名は「酔っ払い操縦士」に命を預けて空に飛び立っていたことであろう。

ちなみに、機長に禁錮10か月の有罪判決。副機長は、基準値の約7倍のアルコールが
検出されたとして、禁錮6か月。客室乗務員2人にも45~60日の禁錮刑が言い渡されたらしい。

ええかげんにせい!(゚皿゚メ)


他にも、あります。あります。

近隣国では、あの真露の焼酎で有名な韓国のアシアナ航空。

2011年5月3日
金海国際空港を出発して仁川国際空港へ向かう予定だったアシアナ航空OZ8532便。
これも、パイロットが飛行機を飲酒操縦しようとしたが、未遂に終わっている。

このパイロットは離陸直前に国土海洋部所属の監督官による抜き打ち検査で
「お前、酒飲んでるだろ!」と摘発され、飲酒している事が発覚したという件。

問題の機長が操縦予定だった飛行機には、112名の乗客が搭乗しており、
もしも抜き打ち検査が実施されていなかったとしたら、大事故が発生していたかもしれない。
このパイロットはゲートを通過して、いよいよ機内へ乗り込もうとした際に、
危機一髪で検査されて飲酒運転が発覚した。


これらは、未遂に終わった事件で事故には至らなかったケースだが、
ちょっと昔には、墜落事故も何度か起こっている。

中でも有名なのは、次の2件らしい。

一つ目は、なんと、あの稲盛さんが再建した日本の航空会社であった。(; ̄Д ̄)
1977年1月23日。アンカレッジ日本航空墜落事故。
死者5名。乗員全員死亡。幸いにも、と言っていいか悪いかだが、貨物便だった。

無くなった機長はJAL差し回しのタクシーでホテルを出発し、早朝、飛行場の運航事務所に到着。
この時、機長を乗せたタクシー運転手は、機長の赤ら顔、どんよりした目、支離滅裂な会話、
ドアにつかまらなければ自分で車から降りられない様子を見て、タクシー会社の配車係に電話で報告した。

そして、配車係は、JALの契約整備会社の運航エージェントに電話して、
「空港まで乗せたJALの機長は酩酊していたと運転手から報告があった」と伝えたのだが、
何の手違いかしらないが、飛行機は離陸してしまい、墜落してしまった。
部外者からの電話では、抑止力は無かったんでしょうかねぇ~(T_T)


お次は、やはり、ロシア。アル中の大統領もいらっしゃったウオッカの国。

2008年9月ロ。ロシアの旅客機が墜落し、88人が死亡。
着陸直前に機長が「私は操縦なんかできない」と話す音声がボイスレコーダーに収められていた。
さらに、機長の遺体からはアルコールが検出されており、
捜査委員会は、原因は「機長の飲酒」と断定したという。

ロシアは、情報が出ているものだけでも、余りにも事故が多いので、
ウィキペディアにアエロフロート航空墜落事故という独立した項目があるくらいだって。
アエロフロートは、1953年から1991年(ソ連が崩壊した年)までの38年間に、
127件の人身死亡事故を起こし、6875名の犠牲者を出しているらしい。(ひでえ~!Σ(`□´/)/)


う~ん。

パイロットだって、所詮は人の子。
酒だって飲みます。
しかしね。(´・ω・`)

全ての航空会社は、クル―の飲酒については、厳しい規定を定めており、
搭乗前の8-12時間(国により違うらしい)の飲酒は禁止としているが、
過度の飲酒になれば、そりゃあ12時間でも抜けない事はままあろう。(経験者(談)(*´Д`*))

であるならば、抜き打ち検査など生易しいやり方ではなくて、
全世界共通の航空法規を改訂して、飛行機クル―は、搭乗前に
全員呼気検査(場合によっては、血液検査)を義務付けて欲しいものです。

もしくは、コクピットにアルコール検知器を設置して、
検知されればエンジンを作動する事が一切できないとか、
そういった設備を航空機メーカーや航空会社は検討すべきではなかろうか。

過去に数々の飲酒運転歴と事故歴がある酒呑童子は、
3年近くの断酒の期間で、その件は全く忘れたかのように、
声高らかに、飲酒操縦防止を主張するのでありました。
(過去ブログを参照の事)

パイロットにならずに良かったあ!アホ!!φ(.. )


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この記事へのコメント

1. Posted by 昼の月   2016年02月24日 14:24
童子さん、こんにちは。いつも、楽しみに
ブログを読ませて頂いています。

ところで、飛行機って、自動操縦ではないのですか?
ちょっと、前に、自殺しようとしたパイロットが、コクピットに閉じこもって、山に激突した事故がありましたが…。
まぁ、あれは特殊な事件とは思っていますが…。
そう思わないと、絶対に飛行機には乗れないですよね。

JALでも、そんな事件があったとは、今、知りました。
自殺願望があったと思わなければ、訳のわからない事件です。

本当に、コクピットにアルコール検知器を備えて欲しいです。
童子さん、ぜひ、ご提案下さい。

PS.稲森さんは、稲盛さんです。


2. Posted by 酒呑童子   2016年02月24日 22:13
昼の月さん
こんばんわ。
私も飛行機の操縦なんて経験ないので、
よくわかりませんが、どこまでフルオート
なんでしょう。
やはり、人為的余地があるので、
トラブルも起こりうるのでしょうね。

実は、情けないのですが、私は何時も、
離陸時と着陸時には、これが、この世の
最期かななんて、緊張してしまうんですね。
宝くじ以下の確率の問題とは言え、
ゼロではない所に、拘りがでてしまう性格です。
できれば乗りたくない時代遅れですね。
昔は、酒をかっくらっていれば、
離陸も着陸も平気だったのですが。。。

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