2015年12月20日
数日前のニュース記事で、
『京都府立大学で、学内のクラブの部室で飲酒していた
1年生の19歳の女子学生が意識を失い、その後、病院で死亡しました。
16日午後10時40分頃、京都府立大学のクラブの部室で、
学生およそ10人が酒を飲んでいたところ、1年生の19歳の女子学生が意識を失い、
その日のうちに搬送先の病院で死亡が確認されました。
死因は急性アルコール中毒でした。
大学によりますと、女子学生は授業が終わった午後6時頃から酒を飲み始め、
「ウイスキーを紙コップで2杯程度飲んだ」と話していたということです。
大学は食堂など一部の施設を除き、学内での飲酒は禁止しているということです。
いまのところ、飲酒の強要や一気飲みなどは確認されていないという事で、
警察が当時の状況について調べています。』
この手の大学生などの未成年が、コンパなどで急性アルコール中毒で死亡する事故は、
毎年毎年、後を絶ちません。(参照:http://www.ask.or.jp/ikkialhara_cace.html)
また、東京大学の学生が、花火大会の場所取りで集まった際に、
ダンスと歌を繰り返し、演奏が止まると誰かが、中央に置かれた焼酎を飲むという、
何かロシアンルーレットをも彷彿とさせるような状況下で、
男子学生が具合が悪くなったが、誰も通報せずに放って置かれたために、
119番通報した時は、すでに亡くなっていたという事件もありました。
この事件については、親御さんが居合わせた学生に対して訴訟を起こす
という事件にまでエスカレートした結果となっています。
童子の経験を振り返って見ても、以前の記事『下戸の柔道選手』の中で書いているように、
全く飲めない人間に、無理強いをして飲ませて、
結果、泡を吹いて意識不明。119番。救急搬送。(; ̄Д ̄)
という事態を招いてしまいましたが、幸いにも命を落とす騒ぎには到りませんでした。
この時も飲ませたのは、アルコール度数43の生のウイスキー。
やはり、度数の高いアルコールを飲みつけた事のない人が、
その場の状況や雰囲気により、ぐいっと呷ってしまって、その後、
急激な酔いが回り意識混濁、運悪ければ死に至るというケースが多いようです。
確かに、ビールや、度数3-4%のカクテルや、チョーヤの梅酒などで、
急性アルコール中毒で云々という話はあまり耳にした事がありませんね。
学生などが、集まって飲酒しながら・・・という事は、
学内での飲酒を規制したところで、根本解決には至りません。
教育の問題であります。
子供を作る、避妊するといった内容の教育は、
童子の幼少時には残念ながらありませんでしたが、
今の学生は中学校では習うらしいですね。(もっと早い?)
それと同じように、アルコールの飲み方を学校でも早い段階で教えるべきでしょう。
童子は、ブログ記事『幼少期の飲酒』にも書いておりますが、
性に目覚めるよりも、かなり早く飲酒に目覚めていたのであります。(≡ω≡.)
なので、オリンピックに合わせて小学校3年から英語を教科にしよう、
なんてやってる暇があるなら、アルコールや覚醒剤の危険度の方こそ早めに、
小学校の生活科目に入れられるのがよろしいかと。そういう時代だよ!φ(.. )
あるいは、諸々取り上げてきた酒関係の団体は、そろそろ本気になって、
飲酒弊害の危険度をPRするとか、タバコのように度数のある酒瓶には、
『この製品のアルコール度数は非常に高く、
希釈せずに飲めば急性アルコール中毒で死亡する可能性があります。』
などと、目立つように表示するよう酒製造メーカーには義務付けるとか、
そういう働きがないのだよ!えぇ!厚生労働省の国家公務員諸君!
成人年齢を18歳まで下げて、飲酒年齢も18にさげる企みが、
政府のなんとか会で練られている記事『未成年飲酒禁止法』も書きましたが、
うがって考えれば、飲酒年齢を下げて、急性アルコール中毒死は
成人の責任だよとの責任逃れと、大っぴらに酒を売る算段じゃあないだろうな?
しっかりせえよ!アルコール健康医学協会さんよ!
今日は、野郎ではなく、麗しき女子大生の中毒死とあって、
心優しい(疑問?)童子は、オカンムリなのでありました。(゚皿゚メ)
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この記事へのコメント
麗しき女子大生に同情する記事を書けるとは、すっかり、風邪も癒えなさったのかと、
こちらはこちらで、安心いたしました。
京都府立大学は、京都植物園の近くの大学ですよね。
地理勘のあるところで起こった事故ですから、余計に同情を禁じえません。
特に、親御さんの悲しみは、いかんや…。
京都は、古来から?本当に学生には寛大な
土地柄で、過ごしやすかった思い出しかないのですが…。
こんな事故があると、もっともっと、お酒の怖さをアピールする必要があると思います。
彼女も本当に無念だったことでしょう。
というか、たぶん、知らされてなかったのでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。
こんにちは。
風邪の後遺症が本当に長引いてしまいました。
微熱でもジムに通った結果なのか、
今、上海から離れた地方都市に来ておりますが、
はたまた汚い大気が逆作用したのか、
中国に来てから、ようやく治まりました。
ただ、この国のネット規制は大変です。
やっと、抜け道を探し当て、コメントを書いております。