2015年09月14日

先般の関東・東北の大雨で、河川の決壊や土砂崩れで、
びっくりするような甚大な被害が出ております。
被災地の皆様には、早くの復旧を、お祈りいたします。

童子は、木曜日当日は、出張だったのですが、
家から駅まで移動するのも、ままならぬほどの、
どしゃぶりの雨で、電車も大幅な遅れや欠便で、
いやはや大変な交通状態でありました。

ほうほうの手で、出張先のホテルに辿り着いて
テレビのチャンネルを回せば、鬼怒川の堤防が決壊して、
近辺の家屋や車などが押し流される光景が。

女性2名が必死で屋根にしがみついていましたが、
激流がすさまじく、持ちこたえられなくなり、
1名の方があっという間に、濁流に飲み込まれた様を
カメラは捕えておりましたが、実にショッキングな映像でした。

3.11の津波の記憶を彷彿とさせるものがありましたが、
なんともはや、大量の水の破壊力は怖いものです。
テレビ画面の、その光景を見ていて、
実は、その昔、童子自身が川で流された記憶が蘇ったのです。


まだ、以前の家庭が成り立っていた頃の真夏の事。
確か、土曜日は大雨で日曜日は抜けるような晴天でした。

前々から計画していた屋外でのバーベキューに
久し振りの家族団欒として出かけたのであります。
前々日から仕込んであった食材を抱えて、
京都は宇治の木津川方面に向かいました。

知ってる人は知っている、木津川に掛る「流れ橋」。
水の水位が橋より大幅に上回ると、毎年のように、
橋ごと流されるので、この名がついているのです。

その橋のたもとから川面までは、砂地が広ろがり、
当時は、多くの家族連れが、夏場になると繰り出して、
川遊びやバーベキューなどの憩いの場になってました。

童子の家族も少し人ごみから離れた下流の川岸でバーベキューです。
固形燃料に火をつけ、網の上で肉や野菜をジュージューと。
当然、童子は、ビールやチューハイも、しこたま持参してました。(゚∀゚)
まだ、依存症真っ只中に行き着くには少しは間のあった頃で、
家族からはイベントがあれば飲酒が認められていたのでした。

童子は食って飲んで、幸せ気分で、川の小石の上に寝転んで
黙々とビールなどを呷って出来上がって行きました。

子供たちや若者はみな川に入り込み、水遊びに輿じています。
童子も、さて川遊びでもと、家族が注意するのも気にかけず、
混雑した場を避けて、下流の川面に足を踏み入れます。

前日の大雨で水嵩は増えていたようですが、
青空の元での酔いで、ご機嫌になった童子は、すたすた入水します。

しかし、膝上までのスポットにまで来た時、
突然、急に流れの速い深みに足を取られたのです。
酒が入っていたので、平衡感覚が保てなかったのか、
つるりと川底の石に足を滑らせ転倒してしまったのです。

しかし、大した水かさでもないのに流れがやけに速く、
起き上がる事もできずに、あれよあれよという間に
川下へ向かってどんどん流され始めたのです。
酔いも手伝い、自分では、どうする事もできません。

どんぶらこ、どんぶらこ。(桃太郎どころの話ではない!)
これはやばいぞ。恥も外聞もない。「た、助けて~」と叫ぼうにも、
沈むまいとするのが精いっぱいで声にもならないのです。('A`|||)

娘が幸い目ざとく気付いてくれ、走って川べりを追いかけますが
流れが速く間に合いません。距離は離れる一方です。

ああ、このまま、木津川から流れ流れて、淀川本流にまで合流し、
明日の朝には大阪の淀川下流域の支流まで運ばれて、
情けない土佐衛門の姿を晒すことになるのだろうか。('д` ;)

出勤中の会社員やОL逹が、淀屋橋の欄干の上から、
水を吸ってパンパンに膨張した童子の姿を見つけて、
珍し気に、キャーキャー騒いで見物している光景が目に浮かぶ。
南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。


で、どうやって救出されたのかは、よく覚えていないのです。φ(.. )
気が付いたら、川岸に転がっていて、家族は怒っていました。
「恥ずかしいから、もう帰ろう」と、家族は言い出して、
久々の団欒は終わってしまったのでした。


水の流れは思いのほか早くて破壊力のあるものです。
泳ぎが達者でも、河童の川流れと言うように、
童子も高校の時は、背泳は学年1位を誇っていましたが、
濁流の現場では、屁の役にも立ちませんでした。

川辺や海辺で酔っぱらって水に入るのは、よしましょうね。(´・ω・`)

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この記事へのコメント

1. Posted by でるでる   2015年09月16日 06:03
童子様いつも楽しく拝見させていただきありがとうございます コメント遅れましたがこれからもブログ続けていただけると心強いです 自身ではありますがスリップ繰り返しつつミリ単位ではありますが前進している気が勝手にしています このブログに救われる方は多いと思っています これからもよろしくお願いいたします
2. Posted by めたぼ侍   2015年09月16日 07:47
危ないところで助かったのですね。私も小学生の時深みに流されそうになりました。あの時は、上級生が手を差し伸べてくれたので溺れずにすみました。水圧って体にかかるとどうしようもないですからね。助かって良かったですね。
3. Posted by 酒呑童子   2015年09月16日 12:37
でるでるさん
こんにちわ

しばらく音沙汰が無かったので、
どうされているかと思っていました。
ミリ単位でも前進ならば、素晴らしい事です。
前進するという意思があるだけで上等ですよ。
頑張ってください。
4. Posted by 酒呑童子   2015年09月16日 12:47
めたぼ侍さん
こんにちは。

私の場合も、多分、屈強な誰かが、飛んできて、
流れから拾い上げてくれたのだと思います。
プールで泳いでいるのとは違い、
急に流されると、成す術はなくなりますね。
特に、河は怖いです。
5. Posted by 昼の月   2015年09月20日 06:47
 童子さん、こんにちは。
またもや、童子さんの運の強さが発揮された事件ですね(笑)。

 水の流れがほんの30㎝もあれば、歩けなくなるそうです。
私は怖がりだから、お酒+水の組み合わせは、さすがになかったかな。
でも、背泳で学年1位というのが、面白い!
いずれは、スポーツ大臣に任命されるかも…(笑)。

 でるでるさんも、お元気そうで何よりです。
ミリ単位でも、よちよち歩きでも、前進しま
すよ!
6. Posted by 酒呑童子   2015年09月20日 10:08
昼の月さん
おはようございます。
運が強いと言うより、しぶといだけのような。

以前、琵琶湖の海水浴場に行った時の事、
ほんの50mくらい右に離れて居た行楽客で、
酔って泳いでいて、亡くなった方がいました。
海より、川や湖や池の方が怖いですね。
海水と真水の浮力の差の問題かしらん。

先日、何年か振りに、市民プールに行ったら、
クロールも背泳も、25m泳げませんでした。(アイャー 笑)

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