2014年11月16日
数年前、100人の地球村というか、「世界がもし100人の村だったら」 というのが流行った。
地球の人口は65億人くらいいるが、
これがすべてのカテゴリーが比例して縮小され、
人口が100人になったらどうかというフェイクな話である。
そのお話によると、
アジア人:57人、欧州人:21人、北南米:14人、アフリカ:8人
女性:52人、男性:48人
有色人種:70、白色人種:30
キリスト教:30人、他の宗教:70人
異性愛者:89人、同性愛者:11人
60%の富(全員米人):6人
低居住環境:80人
文盲:70人
栄養失調:50人
瀕死状態:1人
出産間近:1人
大卒:1人
パソコン所有者:1人(今は違うだろうが)
そして、この詩が言わんとしているところは、
たとえば、
「もしあなたが今朝目が覚めた時 病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
…あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより恵まれています
もしあなたがしっこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら…
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています
もし冷蔵庫に食料があり着る服があり 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています」
とにかく、世界を見渡せば、貴方は恵まれているのです。
だから・・・小さな事でめげずに頑張ろうという論調なのです。
しかし、この詩の作者は残念かな、アルコール依存症ではなかったようだ。
であるからして、とても重要な(でもないか?)事を、一つ見落としてしまった。
詩の中の分類に、アルコール依存症者が抜け落ちているのだ。
たぶん、2人。(日本人のアル症者人口比率を一旦世界に適用すれば。)
どちらにしても、われわれアルコホーリックには、この詩のロジックでは、
98人の大半の人がアルコール健康飲酒者ですよといわれるだけで、
何も恵まれているわけでなく、なんの慰めにもならないのだ。(T_T)
う~ん。(´・ω・`)
突然、今回は夢想的統計学者に化した童子博士は、こういう想定を思いついた。
ある日、ある外部惑星からのウイルスが飛来し、瞬く間に世界に蔓延した。
このウイルスには奇妙な特性があった。
体内のアルコール濃度がウイルスを防御する性質があるというものだった。
したがって下戸の人から次々と遣られていく。名付けて”ゲコラ出血熱”。(^∀^)
次は、飲酒健常者が。
残ったアルコール依存症者も軽度な人から罹患し倒れてゆく。
そして、最後に世界で生き残った屈強な100人の村が出来上がった。
以前の童子なら、熾烈な競争に打ち勝ち、100人に入ったかもね。
勿論、100人のうち100人が重度アルコール依存症者。(; ̄Д ̄)
童子のスーパーコンピュータ京を使った統計によると、
ロシア人:31人、アメリカ人:28人、その他欧米人:15人、
日本人:5人、中南米諸国、アジア諸国と続き、アフリカは0人。
(全く根拠なし。アル中の首相もいたくらいだから、やはりトップという程度。
であるから、この統計に対しては、
プーチン氏、オバマ氏はじめ特定機関からのクレームはご勘弁願いたい。)
そして、この100人の職業別分類は、・・・
なーんてシュミレーションしようとしたが、
あまりに馬鹿馬鹿しいので止めにした。
断酒など全くする気もない、スーパーヘビー級アル中者100人の世界なんて、
誰にも一切咎められずに酒はたらふく死ぬまで呑めるでしょうが
まるでゾンビ村とおなじ状態になって行くのでしょうね。
この詩では救われない、恵まれない部類に入ってしまったが、やっぱり酒は飲めんなあ。
などと、長い秋の夜をアホな空想で過ごす童子でした。(´・ω・`)
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この記事へのコメント
こんにちは。
私も止められなかった口なので、
えらそうには言えません。
それで、私は失ってしまいました。