2014年06月07日

ほうほうの手でXX会病院から居住地まで逃げ帰った童子でしたが、
やっぱり、しっかりした病院で見てもらおうと近くの総合病院に、
××会病院で頂いた紹介状と検査結果を持って出掛けます。

地元では有名な大きな総合病院ですが、
患者数もやたら多く順番を待つのに大変な病院です。
以前も数回お世話になったのですが、
今日は殊の外、呼び出しが遅いのです。イライラが募ります。

ふと、消化器外科の受付窓口の横に貼られたビラに目を凝らすと、
『当病院は○月○日から、電子カルテシステムを導入しております。
 その関係で従来より診察時間が長くなる場合もありますので、ご了承ください。』
云々、と書かれていました。

システムが導入されたのなら業務が合理化されて早くなるんとちゃあうんかい?
何言ってんだろうね、と単純な疑問を抱きます。( ・Д・)

1時間半以上待たされて、ようやく呼び出しが掛かり診察室へ。
結構年期の入ったお医者さんです。さぞかし経験も豊富なのであろう。

『痔核が原因の可能性もあると、紹介状にあるので、
 まずはズボンを下して横になって。』

あの凌辱されるような感触は、どうしても好きになれないのですが、
致仕方ありません。ぐっと我慢の子です。
断っておきますが、童子はその手の趣味は全くありませんので。

「出血するほどのものではないなあ。」
「だから、以前、憩室炎で大腸を切除したといってるではないですか。。。」
「憩室という病気は、まだ治す術がないのですよ。とりあえず、
 血液検査で貧血が回復してないようなので、鉄分補給の薬を出しときます。」

とパソコンに何か入力しようとするが、何度も手が止まり先に進めない。
それも、右手の人さし指しか動いていないではないか。
横目で見てみると、かな漢字変換がうまくできないようである。
たまりかねた童子は、キーボードに手を伸ばし、
「こうするんですよ。」と指導する。なんで童子が。。。

「また、1ヶ月後に様子を見るから。。。
それでは、次回は何時がよろしいかな。」と医師が尋ねる。
「1ヶ月後なら、同じ曜日の同じ時間でお願いします。」
「わかりました。」と、スケジュール画面を出して登録しようとするが、
「あれ。この日は診察がないことになっている。おかしいなあ~」

よく見れば、スケジュール画面に表示されている医師名と、
医師の胸の名札の名前が違うではないか。(゚∇゚ ;)エッ!?
「それは、他のお医者さんのスケジュールではないですか。」と童子。
やっと気付いたようで、照れ笑いをしながら、ようやく登録できた。

あーあー、こんな事では、電子カルテシステムは使えないなあ。
PC音痴の老医師の場合、患者数がこなせないから、ああいう貼紙になったのか。
がってん!(・∀・)

病院も老齢な従業員には、システムの指導を徹底するとか、
それ以前にパソコン教室を開催しないとダメじゃあないかい。ヾ(▼ヘ▼;)

こんな状況では、システムを導入したって意味ないじゃん。
今までは、紙にドイツ語や英語ですらすら診断記録が書けていたのに、
この調子では、きっと記録もおざなりになってるに違いない。
記録がキチンとできないなら、その後の診察品質も低下してしまうこと必須である。
こりゃあダメだ。パソコンできない医師は頸にしなさい。ヽ(#`Д´)ノ

そんなこんなで、2回通院しましたが、鉄剤をくれるだけで進展しないので、
この病院はあきらめました。

別の民間病院で再び内視鏡検査。流石に若い医師はPCをあやつり、説明達者です。
でも、やはり治療法はなく、便秘下痢を避ける。香辛料も避ける。
野菜を多く、植物性繊維を多く。などといったサイトでも入手できる情報だけです。
ちなみに、酒を飲むなという注意はありませんでした。

童子は、しかたなく、ど田舎や海外で再発した場合を考慮して、
数日分の止血錠剤を頼むしかありませんでした。

やはり、IPS細胞の応用技術が発達するまで待って、残された腸を交換するしかないのかな。
もちろんSTAP細胞でも本物ならかまいませんよ、小保方さん。
サルや豚の腸の移植では、何となく人格まで変わりそうで気が進みませんものね。

それでも、退院後暫くすると、また気が緩み再び元の連続飲酒に陥りそうになったのです。
そして3ヵ月後、ようやく真剣に断酒に踏み切る決心に至り、幸いに今まで下血はありませんが、
アルコール依存症と憩室症と脳委縮症という、ヘレンケラーも真っ蒼の
三重苦を抱えてしまった天涯孤独なる童子の行方は如何に。(´・ω・`)


↓できればクリック頂けましたら嬉しいです。


にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村

ctxt0475ctxt0475 at 13:07│コメント(0)トラックバック(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字