2014年04月26日

哲学者カントのような規則正しい実直な断酒生活を続けていると新鮮な酒ネタに窮してしまい、
先般の記事(その1)の続きをやはり書くことにしました。
酔っ払いにはつきものの、目覚めたら、ええーといった類のお話である。
馬鹿馬鹿しいかぎりの内容ばかりである。当然であろう。

酔っ払って眼が覚めたら億万長者になっていた。
・・・ある筈がない。破産は結構あるかもしれない。
素敵な美人が傍で見守ってくれていた。
・・・ある筈がない。飲み屋の婆さんが飲み代請求のため、起きるのを待っているのはよくあった。
しかし、ともかく、過去の些細でアホな事件も、忘れずにここに記録しておこうと思う。

よく新宿歌舞伎町で飲んでいた時期がある。
いつもの事ながら、飲み始めて酔いが回れば、終電の時間など気にしなくなる。
結局、朝まで飲んで始発を迎える事になるのだが、
そこまで、意識がしっかりしているかどうかが問題だ。

若かりし時代のある金曜日、京都の学生時代の友人と新宿東口で待ち合わせる。
都会に出てきた田舎者のあんちゃん達の待ち合わせ場所は、おおむねダサいのである。
今風の都会育ちの坊ちゃんお嬢ちゃんは、どうだか分からないが、
渋谷なら忠犬ハチ公前、六本木ならアマンド前が当時のカッペのデファクトスタンダード。
ちなみに京都四条でしたら、高島屋前。もしくは阪急百貨店前。せいぜい藤井大丸。

軽く立ち食いそばを胃に納めて、当時の新宿コマ近くのビルにあった巨大ディスコに向かう。
2000円以下で飲み放題だったような記憶がある。
友人は、枡添知事を30kg太らせた感じでナンパができるような玉ではない。
という童子も奥手でなかなか声をかけるような勇気もありません。

2人で、おそらく店で残りを使いまわしているだろうボトルをグイグイ空けて、
酔いにまかせて、時折踊っては、また飲むという連続。音響がうるさく耳元の会話しか不可能。
気弱な2人は誰か声をかけてくれるお姉さん達の出現を待ち望むのだが。。。
ありえない。あったら、まずは玄人である。この手は何度か痛い目にあった。(この話は後日)


2人は毎度、期待に反して何事も無くディスコを後にするのだが、
もやもやが残り、二軒目の安酒屋に向かい鬱憤を晴らす。
ディスコの騒音から開放され、ようやく会話が可能となる。
そして2人ともグチグチと盃を傾けては始発まで酔いつぶれる。

その日は、気づいたら、新宿コマ前の広場で一人で寝ていた。
警察官に起こされたような気がする。もう人通りがある。
何時か見ようとして、左腕を挙げてみると時計がない。当時3万もした最新のデジタルクオーツ。
よろよろと立ち上がろうとすると、ええっ~。
靴もない。(((( ;゚д゚)))ディスコ用に三越で新調したばかりの当時15000円の高価な靴が。。。

あいや~。あわてて胸ポケットもまさぐる。やっぱり。身ぐるみだ。
大枚はたいて買ったお気に入りのジパンシーの縦長財布が。。。ああ。(´;ω;`)
当時は、若かりし田舎モンの童子、ブランド物に憧れてました。
それこそがダサさ加減の象徴である。と思われる趣味の悪い輩も時折見受けますね。

辛うじて小銭入れはズボンのポケットに残っていた。帰りの電車賃位はある。
頭が二日酔いでくらくらして、警察に届ける気もしない。届けても事態は改善しない。
まずは、靴。サンダルでも何でもいい。どこかに落ちてないか。
時折路上で見かけるが、いざ捜そうとして、そうそう見つかるものではない。

歌舞伎町の薄汚い狭い路地に入り込みこそこそと物色する。
あった!中華料理店の路地裏に。調理場で料理人が履く、深いゴムの長靴。
しかし、でかすぎる。でも。。。ま、裸足よりはいいや。
ズボンの裾は外には出せず、やむなく、長靴の中に入れ歩き出す。
(中華料理屋のコックさん。ごめんなさい。念のため、王将ではありません!)


なんとも歩きにくいのですが、ともかくJR新宿駅に向かおうとします。
行き交う人々が、ちらちら童子の足元を見て通り過ぎていきます。
近くのショーウインドウに映った自分の姿に、うーんと唸ってしまいました。(; ̄Д ̄)
ネクタイ・スーツ姿には、どう見ても不釣合いの大きな長靴。
これで山手線に乗る勇気は、流石の二日酔いの頭でも消え失せてしまいました。

考えた挙句、小銭で川崎の寮の同僚に電話して、タクシー代を借りる算段を確認する。
当時で確か、歌舞伎町~川崎までの距離なら5000円程度は掛かった記憶があります。

毎回毎回、どえらい出費を伴うような内容が多かったのですが、
毎月といっていいほど、こんな事を繰り返しておりましたねえ。
馬鹿ですねえ。思い返すに、情けない日々。。。。
反省!(・∀・)


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この記事へのコメント

1. Posted by 昼の月   2014年05月01日 15:44
わ~っ、何とも懐かしさを覚えるお話ですね。
ディスコといえば~京都・祇園にあったマハラジャというディスコは、ご存じですか?
私、よくそこに踊りに行っていました(笑)。
待ち合わせ場所といえば、高島屋とか、
阪急とか(但し、ここも今は丸井になりました)
あの4つ辻が、本当に懐かしいです。
何せ、携帯のないよき時代でしたから~。

東京は、地理感がないので、よくわからないのですが
よくぞ、ご無事でというお話ですね。

次回の玄人さんお誘いのお話を楽しみに
しておりまする…。
2. Posted by 酒呑童子   2014年05月02日 14:15
昼の月さん
こんにちわ。
私は、おそらく当時京都を離れていたので、
行った事はありませんでしたが、
祇園のマハラジャは有名でした。
あのエネルギーが爆発していたような時代が
懐かしいですね。
阪急が丸井になったのは初めて知りました。
おととし7階のレストラン街で食事しましたが、
すでに丸井だったのですね。気付きませんでした。(笑)

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