2013年11月10日

先週末、出張先で取引先との仕事が終わった後、
たまたま、取引先の社長と帰り道が同じになりました。
タクシーに同乗して、最寄のJR駅近くに着こうとした時、社長が、
「童子さん(ホントは本名)。ちょっと一杯どうですか?(´∀`)」
と誘ってくれました。

社長とは云っても、地方の小さな会社なので、
フーテンの寅さんに出てくる裏の町工場のタコのおっさんのようなもんです。
(懐かしいですねえ。学生時代からよく見たものです。
 ほぼ全シリーズ見てると思います。)

以前の童子なら、一発で、「よっしゃあ!行きやしょう!ヾ(=^▽^=)ノ」と威勢よく応えている筈です。
なにせ、酒に誘われて、一度も断ったことがないのが、
童子の唯一誇りとするトレードマークでもありました。

何があろうと誘われた酒は断らない事が、男の任侠道( ̄‥ ̄)のように思っていたふしがある。
下戸で飲めなくて酒の付き合いが出来ない男は男ではない!
男の風上にも置けない奴っちゃ!(゚皿゚メ)、などと軽蔑していた童子であった。

しかし、今はまったく話が違う。
できるだけ、酒のある場からは遠ざかろうとする柔な男に”成り下がって”いるのだ。
一瞬、言葉を詰まらせた。
「え、ええ、いいですよ。でも。。。('A`|||)」

JR駅近くの魚が旨そうな居酒屋に入った。
「実は、医者から暫く酒を止められてるんですよ。」
と、申し訳なさそうに切り出した。
「年末に、人間ドックの検査でちょっと引っ掛かりましてね。。。」

「あっ、そう。その方がいいね。」と何気もなく、それ以上の事は聞かない。
社長は、童子が正真正銘の依存症である事は知らないが、
当然、以前の童子の飲み方は知っている。
朝から酒が残る状態で、酒臭い息を撒き散らして、何度も打ち合わせを重ねてきたが、
このおっさん社長は、人間ができているのか、一言も童子の酒に言及したことはなかった。
(或いは、酒呑童子そのもののように思っていて、怖かったのか。。。(≡ω≡.))

おっさんは、店にキープしている焼酎の一升瓶を持ち出し、手酌でガンガンと行く。
童子は、ノンアルビールを注文する。不思議と飲酒欲求は起きません。
威勢のよい肴に手をつけながら、おっさんは、機嫌よく酔っ払っていく。
おっさんは童子が飲まないことには気にもとめず、普通の調子で会話が弾む。
童子も引き込まれ、ノンアルビールで盛り上がる。

気がつくと、3時間も話し込んでいた。
当然、2次会などは行かずに店の前で別れました。
童子は、予約していた駅前のホテルに泊り、少し酔ったような気分で結構満足して、
早々にぐっすりと寝入ってしまいました。
昔なら飲み足らず、一人2次会かコンビニ買い足しで必ず深夜までやってましたね。

酒が飲めない(飲まない)ことに神経を尖らせているのは、
本人だけで、他人はさして気にも留めてないもんですねえ。
アルコール依存症の負い目が、そういう風に感じさせているんだろうかな。
もともと下戸な人には、多分、引け目はないのですからねえ。
しかし、酒を飲まなくても、結構付き合いはできるもんだなあ。

などと思いを巡らす一夜でありました。(⌒∇⌒)


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