2013年04月29日
もう五月晴れの陽気である。
つつじが咲き乱れている植込みの脇を抜けて、よたよたと走る。
昨日思い立って、数年ぶりのジョギングを決行した。
無理をせず、1時間弱。走るというよりはウォーキングに近い。
それでも、うっすらと汗をかき、近年にない清清しい気分を味わった。
思うにアルコール依存症から回復した人は別として、
依存から抜けきれないうちは、運動している人はほとんどいないのではなかろうか。
以前AAに参加していた時のMTGでも、あまりスポーツの話などは聞いた記憶がない。
また、現役のスポーツ選手でアルコール依存症という話も、あまり耳にしないようである。
現役を退いてからは、ヤクに手を出したり、アル中になったりする記事は時折拝見はする。
つまりだ。スポーツや運動で、体を動かす、汗を流すことは、
アルコール依存症から遠ざかる一つの処方ではなかろうか、と思ったのだ。
汗とともに、何十年もの堆積してこびりついた酒毒を洗い流そう。
腐った酒精を絞り出そう。汗と一緒にアル中の神様も抜け出してしまうかも。
健全なる精神は健全なる身体に宿る。
まさにそのとおりだろう。
アル中の不健全精神は、やはり、健全な肉体には寄り付かず、
不健全な肉体に宿ることになり、アルコールがどんどん不健全化を加速させる。
しばらくジョギングを続けてみよう。
そういう理屈を信じて、しばらく走ってみよう。
実はというと、本当は、そういう理由で始めたのではない。
酒を止めてからというもの、無性に甘いものへの嗜好が募り、
いいおじさんがアンパン、羊羹、チョコレートなどと、女子高生なみの甘党となり、
2ヶ月で体重が6kgも増えてしまい、ズボンを穿くのがシンドイのだ。(´;ω;`)
ダイエットを目指して、昨日、初走行を試みた次第なのであるが、
運動したあとの爽快さが、酒毒も抜けてゆく印象と重なったのである。
1石2鳥となるか、乞うご期待。
共倒れが一番怖いが。(; ̄Д ̄)
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この記事へのコメント
反比例の法則がありそうですね。