2021年02月

2021年02月28日

まだまだ、しぶとく生きている酒天童子であります。
どうやら、熱も一時的だったようで、
多分コロナではなかったと安堵しております。

しかし、実は既に感染しており、
過去のアルコール依存で培われた鍛錬が功を奏し、
高齢者ながら無症状というだけかも知れない。(そんな訳はないか。。。)

いずれにせよ、味覚嗅覚も正常で、食欲も一向に衰えることもなく、
ピンピンしてジムも通常にランニングできるようになり一安心です。


と思いきや、二週間前から、今度は左顎に異変が。
左下顎がズキズキして腫れて来たのです。
大した腫れでもなかったので、ロキソニンで様子を見ておりました。

けれども左顎の不快感が募り、気晴らしにと、
酒は流石に飲めないので、断酒後甘党に思想転向した童子は、
スーパーで買ってきた好物の大福餅を頬張ったのがまずかった。

なんと大福餅の大して強力でもない粘着力が災いして、
十数年前に大枚はたいて処置してもらった5本歯連結のブリッジが、
餅に引きずられて持ち上がって取れてしまったのだ。

十数年ぶりに蘇った左顎の空虚な嫌な感覚である。
取り出して観察すれば、何と支えていた真ん中の歯の
一部分がブリッジに残って付いているではないか。(; ̄Д ̄)

洗面所に駆け込み鏡を覗いて、ようやく事態が理解できたのだ。
5本歯分の中央の支える歯の虫歯がボロボロに進んでおり、
脆くなってしまって、見事に縦横に割れてしまっていたのである。;´Д`)

十数年前、東京で勤務してた会社の近くのデンタルクリニックで、
二十代後半と思しき美人歯科医の巧妙な売り込みの手口に抗う事ができず、
見栄を切って保険範囲外で入れた高価なブリッジが。。。。φ(.. )

しかたなく、ブリッジを元に戻して、自宅の近所の歯科を、また訪れました。
「今度は左側が・・・」

中年の男性医師は、見るなり、
「いやあー酷いなあ。これは直りませんね。」
と冷たく言い放つ。血も涙も無い奴だ。(゚皿゚メ)

「とりあえず、今日は抜歯処置をしましょう」
かろうじて残っていた歯を、麻酔の上抜歯。
大量出血したのか、血が止まらずに縫合までする羽目に。


このクリニックは、良心的なのかどうなのか理解に苦しむが、
医師が直接患者に金額の話はしない。
何時もアシスタントの女性が意向を聞いてくる。

今回も、童子の施術台の大分と後方で、
患者に聞こえぬようヒソヒソと医師がアシスタントに話している会話が、
高齢になっても何故か地獄耳の童子には聞こえてきた。

『インプラントにするか、保険なら入れ歯で・・・・』

ええ!ブリッジは無理なのか。
インプラントなら多分5本なら数十万円後半か、下手をすると・・・
うーむ・・・
大枚掛けて、一体後何年生きるというのだろう。
元は取れるのか・・・

そういう計算が施術台で麻酔が効いた童子の脳を駆け巡る。
入れ歯?ポリデントの仲間入りかい。それも嫌だなあ。。。
と色々と思考を巡らせていた童子の耳元で、

「酒天童子さん。先生のお話では・・・
 インプラントにするか、部分入れ歯にするか・・・」
「保険の範囲でお願いします。(一旦、入れ歯で仮の世を凌いでおいて、
 将来ビル・ゲイツかジェフ・ベゾスかイーロン・マスクになった時点で、
 インプラントに切り替えよう)」

もし、このクリニックの医師が、中年のおっさんではなく、
東京のデンタルクリニックの美人女医だったら、
間違いなくインプラントにして、後で後悔して酒を煽っていたな・・・
そう思いながら、とぼとぼと背を丸め自宅に戻る童子でありました。(´・ω・`)

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ctxt0475ctxt0475 at 08:08│コメント(6)