2016年02月

2016年02月29日

2013年3月1日に人生おそらく最期の一念発起。
以降ひたすら断酒を継続してきましたので、
本日で丁度三年が経過したことになります。

3年間・・・この”三年”という期間は、諺にも、
石の上にも”三年”、とか、
茨の中にも”三年”、とか、
商い”三年”、とか、
桃栗”3年”・・・・(これは、ちと違うかな)などと、
一つの辛抱の目安として、”三年”という期間の意味があるという事なのでしょう。

長いようで、結構あっという間に過ぎ去ったような三年間。
けれども、最初のうちは、スーパーやコンビニの酒売り場の近くには寄りつかないとか、
勿論、黄昏時の繁華街や飲み屋街のネオンに誘惑されないとか相当気を配りました。

なかでも中々しんどかったのは、仕事での飲み会を極力避けるという事です。
どうしようもなくなったら、ノンアル飲料をたらふく浴びて凌ぐ、
とかいった、それ相応の忍耐が必要でしたが、今となっては、どうって事もありません。


当初、童子の仕事上の制約条件から、まずは1年半を至上目標として、
断酒に挑んだものでしたが、
なにせ、古来からのアルコ―ル医療関係者が異口同音唱えている断酒の3本柱、
すなわち、

1.専門の医療機関に通院する
2.抗酒剤を服用する(最近は、厭酒剤も出てきた)
3.自助会(AAや断酒会)に通う

という掟の中で、どうしても、馴染めなかった自助会をパスすべく
始めたインターネットでの自主自助会であると勝手に定義づけた断酒ブログ。
週1回の記事を必ず書くよう義務付けたのが功を奏したのでしょう。

めでたく、寛解する事ができました。
しかし、「寛解」という言葉は、完治したという意味ではありません。
症状が治まっていると言うに過ぎません。

今でも、ヘトヘトに疲れたり、魑魅魍魎的ストレスが生じた時は、
ふと、喉元を焼き尽くすばかりのテキーラやウオッカやジンなどの、
高濃度のアルコールの過去の甘美な感覚を思い出す事もあります。(T_T)

あ~~・・・とは、思いますが、行動に走る衝動にはなりえない微弱なものです。
テレビ番組で、飛びっきりのグルメを見たのと同じ程度の代物です。
(少なくとも、松重豊の孤独のグルメの衝動の方が高いものなんですね。(⌒-⌒))

グルメは、懐の財布が薄くなるだけの話でありますが、
アルコールは、決してそんな事では済まされません。
一口、一杯の液体を飲んでしまったら、果たして如何様な事になるのか、
その後の行動が確実に予想されるのです

あと一杯だけなら大丈夫だ、(*゚∀゚)
今日だけなら大丈夫だ、(・◇・)
今週限りにしよう。(T_T)
気が付けば、元には戻れない状態まで進行してしまい、後は蟻地獄。。(((( ;゚д゚)))

と、99.99%の絶対的な高確率で実現されるのは間違いありません。
あのハバロフの犬ではありませんが、ようやく知性や理性の類ではなく、
大脳皮質の深い所に、”酒=危険”という条件反射を刻み付ける事ができました。

これも、自助会ならぬ、ネットでの断酒回顧録・懺悔録(これはほとんどないが)
により定期的に言葉にしてきた作業が実を結んだものであり、
読者の数限りない応援の賜物であると思っております。

この場を借りまして、長い間ご支援頂いた諸兄諸姉の皆さまに御礼申し上げます。

本日は三周年という事で、流石に生真面目なる童子の記事でありました。(●´ω`●)

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ctxt0475ctxt0475 at 11:33│コメント(10)トラックバック(0)

2016年02月23日

先日の記事で、『ドローンの飲酒操縦』についてコメントしてみましたが、
ドローンではなくて、本物の飛行機の飲酒運転事件はどうなのか、
やっぱしあるのでは、と突然興味が湧いてきて、早速ググって見ました。

いやはや、やっぱり、あるではありませんか。(・◇・)ゞ

最近では、2015年8月8日。
北欧はノルウェーのオスロという空港での事件。
乗客乗員109名を乗せ、地中海のクレタ島に向かうはずのエア・バルティックという北欧の格安航空会社。

なんでも、「エア・バルティックのクルーがお酒臭く、ハイテンションだ」といった
匿名の電話による垂れ込みの情報がノルウェーの地元警察に入り、
離陸直前に空港で、乗員に緊急アルコール呼気検査を実施したところ、
なんと機長・副操縦士以下クル―ら面々の飲酒が次々に発覚したというのだ。

結局、離陸許可が出ず(当たり前だが)、当フライトはキャンセルに。
100名の乗客は足止めを喰らい、大変なクレーム騒動になったという事であるが、
そんな飛行機に乗らなくて命拾いしたと思わないといけない。( -д-)ノ

もしも密告がなければ、そしてアルコール呼気検査が行われなければ、
乗客約100名は「酔っ払い操縦士」に命を預けて空に飛び立っていたことであろう。

ちなみに、機長に禁錮10か月の有罪判決。副機長は、基準値の約7倍のアルコールが
検出されたとして、禁錮6か月。客室乗務員2人にも45~60日の禁錮刑が言い渡されたらしい。

ええかげんにせい!(゚皿゚メ)


他にも、あります。あります。

近隣国では、あの真露の焼酎で有名な韓国のアシアナ航空。

2011年5月3日
金海国際空港を出発して仁川国際空港へ向かう予定だったアシアナ航空OZ8532便。
これも、パイロットが飛行機を飲酒操縦しようとしたが、未遂に終わっている。

このパイロットは離陸直前に国土海洋部所属の監督官による抜き打ち検査で
「お前、酒飲んでるだろ!」と摘発され、飲酒している事が発覚したという件。

問題の機長が操縦予定だった飛行機には、112名の乗客が搭乗しており、
もしも抜き打ち検査が実施されていなかったとしたら、大事故が発生していたかもしれない。
このパイロットはゲートを通過して、いよいよ機内へ乗り込もうとした際に、
危機一髪で検査されて飲酒運転が発覚した。


これらは、未遂に終わった事件で事故には至らなかったケースだが、
ちょっと昔には、墜落事故も何度か起こっている。

中でも有名なのは、次の2件らしい。

一つ目は、なんと、あの稲盛さんが再建した日本の航空会社であった。(; ̄Д ̄)
1977年1月23日。アンカレッジ日本航空墜落事故。
死者5名。乗員全員死亡。幸いにも、と言っていいか悪いかだが、貨物便だった。

無くなった機長はJAL差し回しのタクシーでホテルを出発し、早朝、飛行場の運航事務所に到着。
この時、機長を乗せたタクシー運転手は、機長の赤ら顔、どんよりした目、支離滅裂な会話、
ドアにつかまらなければ自分で車から降りられない様子を見て、タクシー会社の配車係に電話で報告した。

そして、配車係は、JALの契約整備会社の運航エージェントに電話して、
「空港まで乗せたJALの機長は酩酊していたと運転手から報告があった」と伝えたのだが、
何の手違いかしらないが、飛行機は離陸してしまい、墜落してしまった。
部外者からの電話では、抑止力は無かったんでしょうかねぇ~(T_T)


お次は、やはり、ロシア。アル中の大統領もいらっしゃったウオッカの国。

2008年9月ロ。ロシアの旅客機が墜落し、88人が死亡。
着陸直前に機長が「私は操縦なんかできない」と話す音声がボイスレコーダーに収められていた。
さらに、機長の遺体からはアルコールが検出されており、
捜査委員会は、原因は「機長の飲酒」と断定したという。

ロシアは、情報が出ているものだけでも、余りにも事故が多いので、
ウィキペディアにアエロフロート航空墜落事故という独立した項目があるくらいだって。
アエロフロートは、1953年から1991年(ソ連が崩壊した年)までの38年間に、
127件の人身死亡事故を起こし、6875名の犠牲者を出しているらしい。(ひでえ~!Σ(`□´/)/)


う~ん。

パイロットだって、所詮は人の子。
酒だって飲みます。
しかしね。(´・ω・`)

全ての航空会社は、クル―の飲酒については、厳しい規定を定めており、
搭乗前の8-12時間(国により違うらしい)の飲酒は禁止としているが、
過度の飲酒になれば、そりゃあ12時間でも抜けない事はままあろう。(経験者(談)(*´Д`*))

であるならば、抜き打ち検査など生易しいやり方ではなくて、
全世界共通の航空法規を改訂して、飛行機クル―は、搭乗前に
全員呼気検査(場合によっては、血液検査)を義務付けて欲しいものです。

もしくは、コクピットにアルコール検知器を設置して、
検知されればエンジンを作動する事が一切できないとか、
そういった設備を航空機メーカーや航空会社は検討すべきではなかろうか。

過去に数々の飲酒運転歴と事故歴がある酒呑童子は、
3年近くの断酒の期間で、その件は全く忘れたかのように、
声高らかに、飲酒操縦防止を主張するのでありました。
(過去ブログを参照の事)

パイロットにならずに良かったあ!アホ!!φ(.. )


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ctxt0475ctxt0475 at 18:07│コメント(2)トラックバック(0)

2016年02月16日

近年、外国人の観光客が、かなりの増加ぶりであるという、
そういったテレビニュースや新聞記事をよく目にするようになった。
その恩恵であろうか、童子の住む夜はやたら暗い地方都市辺りでも、
倒産寸前であったホテルが息を吹き返しているようだ。

そもそも、そのホテルは、数年前に一度倒産して別のチェーンに買収されたのだが、
ネットサイトで見れば、場所が良くない割に、値段も高く、
やっぱり、買収以降も客足は伸びる様子もとんとなく、
また、このホテルも倒産か。お気の毒に。φ(.. )

などと、思っていた童子であったが、この1年めっきりと変化した。
ホテルの周辺が夜になって、わいわいと賑わっているのだ。
近くに数軒ある店といえば、地場の小スーパー。コンビニ。弁当屋。ラーメン屋。
が、それぞれ1-2軒程度の寂しいエリアに過ぎないのだが。
それが、皆そこそこ客が増えて活気が出てきている様子なのだ。

その中でも、一番人気があって売れていそうなのが、
酒のディスカウントショップで、それが結構遅くまで賑わっているのだ。
多分ホテルの宿泊客が、ホテル内の高い酒を買うのを嫌って、
部屋でのパーティ用なんかに買っていくのであろうか。

既に酒が入った様子で、ワイワイと多量のアルコールを
買い占めて行く老若男女のグループも幾つも目にします。
この店も閑古鳥が鳴いていた口であったが、
今や、店員も増やして、営業時間も延ばして対応しているようだ。

しかも、良く見れば、大抵は外国人観光客と思われる集団。
特に賑やかなのは、中国から来た人達が多いようだ。


海外からの観光客の急増により、東京界隈のホテルが満杯となり、
どんどん近辺のエリアへと流れ出して、
その余波が童子の住む地方の街まで押し寄せているのであろう。


この現象は、関東地方の東京周辺都市だけの話ではありません。
時折の関西での仕事でも、大阪では、なかなかホテルが取れなくなってます。

京都は、観光都市でそもそもホテル価格は高いものだから、
神戸へと流れ、更に西へ西へと向かい、姫路あたりまで範囲を広げて、
トラベルサイトで検索しないと、空室が引っ掛かってこないケースも
多々発生しています。

結局、関西のホテルが取れなくて出張が取り止めとなったケースも何回か。

これは、観光地周辺の日本全域に広がっているのかも知れないですね。

なので、最近は、楽天トラベルだけでは、「空き部屋なし」が多くて対応できなくなり、
アメリカ発のAirBnBという一般人の宿貸サイトも立ちあがって来ています。

むむ!Σ(`□´/)/
これは、アベノミクスが、やはり”アホのミックス”だったという正体が見えた今、
日本人にとっては、千載一遇のビジネスチャンスやも知れぬですぞ!
酒など飲んでいる場合ではありませんぞ!と意気込む童子ですが、
肝心要なる通帳残高を数えて見れば、なかなか名案は生まれては来ないのであります。
う~む。でも、何か・・・(´・ω・`)

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2016年02月08日

ちょっと前にブログ記事『元アル症のフィットネスクラブ』を書きましたが、
正式にフィットネスクラブに入会して、かれこれ2カ月が経過しました。

まずは、見事にダイエット効果が出てまいりました。
確実に4㎏落ちています。
本来なら、7㎏落ちたかもしれないのですが、
年末年始中国で、運動もせずに二週間の美食三昧の生活をしていたおかげで、
日本に帰ってから測ると、3㎏増加していたんですね。

数ヵ月前までは、怖くて遠ざかっていた電子秤でしたが、
トレーニング後に体重計に乗るのが何よりの楽しみになっています。
いやはや、こういう思いは、何十年ぶりの事でしょうか。。。

それよりも効果が出ているのは、血圧であります。
昨年の人間ドックの結果をみると、上は、166で、下は103!   
ちなみに、過去の人間ドックの最高(最悪)の状態での値を、
捜してみれば、なんと、上:181、下:110!でありました。(怖!)(((( ;゚д゚)))

それが、昨日の測定では、
フィットネスのジム到着時は、上:136、下:87。

2時間のトレーニング後(1時間の筋力運動+1時間のランニング)は、
ランニングで血圧も上がると思っていたのですが、
不思議なことに思いのほか、上:117、下:75 という結果です。

更に、その後、15分のサウナ入浴の後の数値は・・・
上:110、下:68と、まるで別人のような測定値となっています。w(゚o゚)w
少なくとも、健康体だった20歳代前半の数字であります。


以前、飲んでいた頃も、酒太り体質だった童子は、
減量の意識が芽生えれば、時折サウナに入って汗を流していました。

ただし、汗を掻いた後の至福のビールが旨くて、
掻いた汗以上の容量のビールを飲んでしまい、
更にはビールが口火となり、ウイスキーなども。

結局カロリー過剰となって、
何をしているやら、わからない結末に終わってしまっていました。(T_T)

が、断酒した今は違います。

ビールではなく、出来るだけ薄めのコーヒーを多飲しております。

なんでも、最近の科学関係の記事によりますと、
昔はコーヒーは体に悪いという俗説が蔓延していましたが、
最近の研究では、やたらと、効能があると認められてきたようです。

コーヒーを飲む習慣が「肝機能」「尿酸値」「血糖値」の数値すべてに、
いい効果をもたらすという。がんになる確率が低下するらしいし、
糖尿病や痛風にも効能があるような記事も見受けます。

『更には、他にも心筋梗塞や脳梗塞の方にもいいらしい。
コーヒーには善玉コレステロール(HDLコレステロール)
を増やす働きがある。という事が明らかになってきたため、
動脈硬化になりにくくなるようなのです。

カフェイン(コーヒーの成分)は
脂肪を分解を加速させたり、また自律神経である交感神経を刺激して
血圧や脈拍を高め、エネルギー消費を高める働きもある。
よって、コーヒーを飲む程ダイエットを手助けもしてくれる、と指摘されています。

また、1日あたりのコーヒーを飲む量が1~2杯、3~4杯、5杯以上と
多くなるほど尿酸値が低下しやすい、ということが判明しています。・・・・・』

そういった記事を目にした童子は、早速、家でも仕事中でも、
日に1リットル位の薄めのコーヒーを取っているのですが、
とにかく、痛風もどきの症状も納まってきている感じがします。

断酒しただけでは、そんなに生活習慣は変わりませんよ。
(人によっても違うでしょうが、こと童子の場合は。)

当面は、フィットネス、サウナ、コーヒーの3本柱で、
生活習慣病から脱皮して生まれ変わろうと日々汗をながしている生活ですが、
数年前の酒浸りからは、信じられない健康モードの生活に変わったものです。

病院でもらっている血圧降下剤も、
もうほとんど、飲んでおりません。
せいぜい、週に、1-2錠。

これだけでも、クラブ会員費はペイするのではないか。
と根がケチな童子は、計算するのであります。

うまくすると、これと断酒継続との相乗効果で、
100歳の大台まで生き長らえるやもしれぬなあ、
なんて、ほくそ笑む童子でありました。(^_^)

ちなみに、コーヒー業界からの賄賂は受け取っておりませんし、
アフィリエイトのバナー広告も貼っておりません。φ(.. )


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2016年02月01日

先日、ニュースサイトを見ていると、ドローンに関する記事が目に留まった。
今後の活用に併せて、ドローンについての航空法なども改正されるようだ。

法改正の中には、ドローンの飲酒・酒気帯びでの操縦も禁止され、
罰則も定められて、懲罰も科せられるようである。

まあそれは、至極当たり前の話であるのだが、
ニュース記事の続きには、ちょっと気がかりな内容があるのだ。φ(.. )

『・・・米インターネット通販大手アマゾン・コムがドローンを使った宅配事業の実現に向け、
ドローン専用の空域を設定するよう提唱するなどルール作りは本格化している。
日本は米国に先駆け商用利用環境を整備し、ルールの国際標準化も狙う。
安倍晋三首相は昨年11月に「3年以内にドローンを使った荷物配送を目指す」と表明している。』

とあるが、政府は何故にそんなにドローンの宅配を急ぎたいのであろうか?

童子は、毎週に近い位の頻度で結構アマゾンを利用している口である。
今でも配送スピードでは、びっくりする位のパフォーマンスを誇っているし、
下手をすると、朝注文して、その日中に配送完了ってこともあり得る。

これが、ドローンになると一体どうなるのであろうか。
注文後1時間以内とか、ピザハット並に配送スピードが増すって事なのか。
それに、運転手もトラックも不要となり物流コストの削減に寄与するって事かい?

でも・・・ね。

一戸建てならともかく、試験エリアは大概がマンション住まいだから、
ベランダに着陸するのだろけれど、しかし、マンションのベランダには、
ヘリポートとなるようなスペースを確保できている家庭は少ないんじゃないかい。

大体が、洗濯物の干場になっているし、駐輪場の限られたマンションでは、
溢れた家族の自転車も消防法上、玄関通路には置けない所もあって、
已むなくベランダに置いている家庭もあるし、居住面積が狭くて、
ベランダを収納エリアに使っている家庭も多いだろう。

それに、到着時に家でベランダの近くに居留しているとは限らない。
届け先不在時には、賢明なドローンくんは、1階の玄関ドアを潜り抜けて、
不在宅配ボックスを探して、操作パネルを押して商品を入れて、さらには、
不在配達通知を集合ポストに投函までしてくれるのであろうか?

かっぱ寿司の新幹線なら、まだ、注文してから待ち受けられるが、
長い物干しで洗濯物のあるスペースで、スマホでamazonのサイトの運行状況を見ながら、
ベランダでドローンを待ち構えるなんて、マニア以外は不要な代物である。

核家族化して、日中不在が多いマンション生活で、
重宝しているのは、不在配達ボックスなのである。

自動車の自動運転は、googleなんかも参加して熱を帯びてきているが、
これにしても、ITやAI技術が進化しているとはいっても、所詮は機械。
自動運転の車が走りまわる光景を想像すると、同様な不安感を覚えるのである。

ましてや、頭上を無人機のドローンが行き交う風景には、どうもなじめない。
小学校の時によく見た、科学少年雑誌の未来想像画みたいに、
空を自家用飛行体が飛び交う絵図を思い起こしてしてしまうのである。( ・Д・)

そういう状態になれば、小心者の童子だけでなく、皆が安心して道を歩けない。
ベランダに面した居間にいても、何時何どき、バッテリーが切れたり、
突風で煽られたりして操縦不能になったドローンが突っ込んで来たり、
落下してきたり、予断を許さない態勢が必要となり、
戦々恐々とする生活を余儀なくされるのではなかろうか。(T_T)

登下校の小中学生には、戦時中の焼夷弾から身を守る防空頭巾のように、
フルフェイスのヘルメットを自治体が、全員に支給してくれるのであろうか。
ドローン事故保険を税金で、自治体は市民に強制加入してくれるのか。
もしくは、ドローンを使用する運送会社が共済を作り加入してくれるのか。

災害時などの緊急事態に活躍するのなら、それなりに期待できるのであるが、
宅配業者の過度な競争が招いた運送会社の経営効率化・業務効率化
のために、ドローンを使うという事には、どうも問屋が許さないのだ。

試験区域になっている地方自治体の長なんかも、何が目的なのか、
ドローン、ドローンと、やたらと積極的なのであるが、
amazonから裏金がでてるのか、どうなのか知らないが、
ドローンの飲酒操縦云々以前の問題として、なんとも腑に落ちないのである。(´・ω・`)

河島英五の「時代おくれ」が十八番の一曲である童子ひとりが、
やはり時代遅れで、一抹の疑問と不安を感じているだけなのであろうか。。。(≡ω≡.)

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