2015年08月

2015年08月31日

とあるネットニュースの記事で、以下のような記事を見つけた。

『どうなる酒、たばこ? 「18歳は大人だ」自民党で熱を帯びる解禁年齢引き下げ議論』

要約すれば、

・改正公職選挙法の成立で選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられるのに併せ、
 民法の成人年齢引き下げに向けた検討が党内で進められているが、
 「成人を18歳とするのならば、飲酒や喫煙も18歳から認めるべきでは」という議論らしい。

・様々な立場から、賛成・反対の意見が噴出しているようだが、
 利権絡みや、教育上の懸念材料などが交錯しているとの事である。

・成人年齢の引き下げを検討する自民党の特命委員会の会合では、
 飲酒や喫煙の解禁年齢も下げるよう求める意見が相次ぎ、

「飲酒や喫煙の解禁年齢も引き下げることで『大人』の自覚が芽生える」とか、
「酒やたばこは『大人』の象徴だ」とか、
「若者の多くは高校を卒業すると酒やたばこに親しんでいるのが現実だ」

 という“アホな(童子改編)”発言まで飛び出したとの事。

断酒の身の童子にとっては、どうでもよろしい案件であるが、
一体、他の国々の飲酒の解禁とはどうなってるのか、多少の興味にかられて調べて見れば、
18歳としている国が相対的に多いようである。

欧米の多くの国は成人年齢を「18歳」と定め、成人すれば飲酒や喫煙を認めているらしい。
成人年齢より低い「16歳」で解禁する国もある。
欧州では、イタリア、オランダ、スペイン、フランス、ベルギーなど。

しかし、びっくりするのが、アメリカは21歳とある。(嘘だろ?)
ただ、州により法の扱いも違うようだ。どちらにせよ、まるで実態ではないでしょう。

最も低いのは、アフリカのアンティグアなんたらという国で、10歳とか。(太っ腹?)
逆に、ブログ記事『酒の飲めない町』に書いたように、
”法律上は飲めない”国(地域)もあるのだから、まあ千差万別ですね。

日本は20歳となっているが、実態には合っていないだろう。
その証拠に、大学などの新入生(当然、大半は20歳以下)歓迎コンパで、
未成年者飲酒禁止法で、逮捕者が出たという事件は聞いた事がない。

ちなみに、未成年者飲酒禁止法とは、wikiによると、

『未成年者』の飲酒を禁止し、『未成年者』自身の飲用目的での販売・供与を禁止しているだけであり、
『未成年者』が酒類を所有・所持・使用することを禁止していない。
 本法には、違反行為をした『未成年者』本人を処罰する規定が無いので、
『未成年者』本人は刑事処分されない。

『未成年者』の飲酒を知りつつも制止しなかった親権者やその他の監督者は、科料を処せられ、
 酒類を販売・供与した営業者とその関係人は、50万円以下の罰金に処せられる。
 また、罰金の刑に処された営業者などは酒税法の「酒類販売業免許の取消要件」に該当することになる。


な~~んだ。Σ(`□´/)/
幼稚園児でも小学生でも中学生でも高校生でも、飲んだって本人は処罰されないのか。
酒類を販売・供与した者だけが処罰される法律だったのか。

奇妙な法律だね。φ(.. )
薬物だったら、そうはいかない。売った方も、買った方も。(;´Д`)

ああ、それでコンビニは、私は20歳未満ではありませんと、
しょうもないレジのボタンを押させて、形だけの責任逃がれをしているって訳か。(≡ω≡.)

そうしたら、自動販売機は、どうなるんだい。(゚皿゚メ)
三丁目一番地の自動販売機が、未成年者にスーパードライを販売したよ。
という事実を、警察にタレこんだら、アサヒビールが処罰されるのか、
それとも、自販機メーカーの富士電機やパナソニックが処罰されるのか。
はたまた、自販機くん自身が罪に問われ、産業廃棄物解体所送りになるのか。

検索しても(アホらしくて、してないが)判例はなさそうだ。
煙草の自動販売機にしても、タスポでカードさえ借りれば小学生でも
買えるのでは意味がないではないか。JTのポーズだけかな。

どうせ、やるなら、カードに指紋情報や虹彩情報も入れて、
自販機で生体認証くらい、やらなければ、
中途半端過ぎて、本気で規制しようとする厚生労働省の姿勢が窺えない。

過去のブログで、何回か書いているが、煙草で身上を潰した人はいない。
(『飲酒依存症対策法』『国内初の断酒補助剤』参照のこと。)
確かに、煙草の吸い過ぎで、肺がんで死んだ人はいようが、
酒の自販機を野放しにしている方が、政府としての責任問題だろう。


結局、その程度のザル法なら議論しても大して意味のない話である。
酒造メーカーとコネのある議員なら、大ぴらに18歳以上が飲酒できて、
売上が上がるので賛成に回っているのだろうし、
酒と煙草はともに税率が高いので、財務省は税収の増加を企み、
更には、関連企業の業績向上につながれば、「一石二鳥」なのであろう。


堅物の教育関係者は、「18歳で解禁」となれば、同じ高校3年生でも
飲酒や喫煙ができる生徒と、そうでない生徒が出てくる。
17歳の高校3年生が18歳の同級生と一緒に居酒屋で喫煙しながら飲酒しても、
店員には「合法」か「非合法」か区別しにくい。
そうなると、18歳未満の高校生による飲酒や喫煙が横行しかねず、
校内の風紀が乱れる可能性もある。という意見らしい。(・・・つまらん。)


いっその事、義務教育卒業後としたほうが、すっきりするような気もする。
となると、義務教育の期間の見直しも必要となりそうだが。
もしくは、定年退職後か、年金支給後とか。。。(^∀^)

どちらにせよ、断酒人生を決め込んだ童子には、無用の議論でありました。(´・ω・`)
さてさて、読者の諸兄諸姉は、如何思われるのでしょうか。


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2015年08月22日

本日は、偶数月の土曜日。
アルコール専門クリニックの通院日であります。


前回の記事で、甘酒を不可抗力で頂いた罪の御裁きは、
諸兄諸姉からのコメント審判では概ねシロだろうかと、
勝手に解釈して、シロでなくても執行猶予付き位かな、なんて。(☆゚∀゚)


なので、もう少し(今月末)で、断酒2年半となります。
根が怠け者の童子が、その間、からくも続けられた事が、二つだけ。


一つは、このブログを、ほぼ週1回更新してまいりました。
それ以上でもなく、それ以下でもなく、週1回だけ。

そもそも、自助会へは、出席する気がしなくなったので、
『新しい方式のネット自助会』などと自分で命名し、
童子の毎週の義務的責務的な作業としてまいりました。
皆様のコメントと、アクセスに助けられて来た感があります。


もう一つは、本日のアルコール専門病院に通い続けた事。
これは、当初の2ヶ月くらいは、隔週でしたが、
現在は、2ヶ月に一回。

単に、ろくろく飲みもしない睡眠導入剤を処方してもらうだけなので、
ほんとは、3ヶ月か4ヶ月かに1回でも良いのだが。

睡眠導入剤は或る時からゼネリックに変えてもらったけれど、
今でも毎回60剤30日分というボリュームを支給される。

本来、この薬の処方は、1日1錠である。
1日2錠も飲むような睡眠導入剤ではない。

なのに、処方箋上は、あくまで30日分。
というか、薬事法で、医師はそれ以上の薬は出せないからだ。

2ヶ月に一度の通院なので、60錠。
ほとんど飲まないので、引き出しはストックであふれている。
まあ、420円なので、拒みも、減量の申し出もしてない。

そろそろヤフオクで売るか。ヤバイなら陶宝でもいいか。(^∀^)


話がそれてしまったが、以前のクリニックシリーズ
『メンタルクリニック』
『久し振りの精神科』
『 メンタルクリニックでの事件』
『二ヶ月ぶりのアル専クリニック』
でも書いているとおり、読み返してみてもお解りのとおり、
クリニックに行く物理的な生理面での必要性は全くなくなった。

ある意味、自助会の代わりみたいなものである、
自分がアルコール依存症であった
(過去形ではないな。)事を忘却させないための、
ミサみたいな物であると割り切っている。


本日は、電車を1本乗り過ごしたので、普通より20分遅めに到着。
広くもない待合室は診察を待つ人で満杯となっていた。
といっても、童子を含めて総員8名。

ただ、驚いた事に、女性が半数を占めていた。


1人目は、70歳とおぼしき老婆。(如何にもアル症風)
これは、昔からよくある古典的パターン。
連れ添った最愛の亭主に先立たれた孤独から、かな。

もう1人は、20代後半の細身で美貌のОL風。
こんな方が何故に、という感じであるが、恥ずかしそうにうつむき加減。
シャイな童子も連られて俯き加減・・・てな事はないか。(´・ω・`)

もう1名は、女子中学生と言ってもわからない童顔の田舎っぺ風。
付添い(後でわかった)の香取慎吾を凶悪犯にした面構えの
危なそうなヤンキーと、幼児言葉で、大声でダベっていた。

以前の童子なら、そして酒が抜け切れていなかったら、
間違いなく、「じゃかましいやい!(゚皿゚メ)」とかで、
病院の待合室で一悶着を起こして、また記事が書けたやも知れぬ。(≡ω≡.)

最後の一名は、高級住宅街に住んでいそうな、
そこはかとなく気品の漂う顔立ちの40代の主婦。(たぶん)
横には、如何にも気弱そうな旦那(たぶん)がうつむいていた。
お二人とも深刻そうな気配。御気の毒に・・・(人ごとではない。。。)

ああ、女性もアル症が多くなってるんだなあと、観察してると、
診察室のドアが開いて、
「酒呑童子さん(ホントは本名)。どうぞ。」

医師との問答は、もう何カ月もパターン化して変化がないので、
先生の診察時間を極小化して、時給を上げて差しあげようと、
椅子に座るやいなや、

「何も変わった事は、ありません。
 夜も良く眠れてます。
 飲酒欲求もほとんどありません。
 まったく順調です。
 今月で、断酒2年半となります。」

と、もう頭に刷り込まれたFQA集にもとづいて、
すべて前もって答えてしまいました。

「うーん。それでは、このまま、続けてみましょうか。
 次回は・・・・」

「ありがとうございます。失礼します。」
で、ものの1分強。
これで、¥1420円(3割負担)

いい患者ですね。

一体、いつまで、このいい加減な病院に通うべきかな。φ(.. )
などと考えつつ、帰りの電車を待つ童子でありました。


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2015年08月15日

今週もジョギングは続いております。
幼少より、飲酒以外は、何事においても三日坊主の童子が、
どこまで続くかは見物でありますが、まあ気楽に頑張ります。

多分、ストイックになりすぎると何事も続きません。
世間にPRして、やらざるを得ない状況を作り出す。
それが、成就するための秘訣かと。

この断酒ブログも、そういった効果が目的だったのですが、
ショッキングな標題にありますとおり、
昨日で、アルコールを1滴たりと口にしない断酒記録が、
2年と5か月13日をもって、停止してしまったのです。(((( ;゚д゚)))


同じマンションの同じ階の住人で、自治会活動がきっかけで、
以前より童子に良くして頂いている方がいらっしゃいます。

少し前から、自家製のヨーグルト製造に凝られていて、
童子は、何回か、その自家製ヨーグルトを頂いた事があります。
何でも、カスピ海ヨーグルトを種菌にして、その後は市販の牛乳で、
ヨーグルトを製造できる発酵マシンとやらを購入したとの事でした。

また、そのマシンは優れ者で、ヨーグルト以外の発酵食品も
色々と試しているところのだと聞いておりました。

その方が、先日、今度は甘酒を作ったのでお試しあれと、
わざわざ童子宅まで持って来ていただいたのです。

童子は、アルコールを断っている旨を伝えましたが、
「うちの子供達やお友達も、美味しい美味しいって頂いてますので、
アルコールは、限りなくゼロだと思いますよ。大丈夫ですよ。」
という事でしたので、一旦冷蔵庫に入れて数日忘れておりました。

昨日、早朝ジョギングのあと、灼熱の喉の渇きをいやすために、
冷蔵庫に甘酒が冷えているのを思い出し、カップに口を付けました。
どぶろくのような、いや、お粥に近い。その位、米粒が多く含まれていて、
味覚は確かに甘酒であります。旨い。旨い。

ごくり。ごくり。
ほぼ1合程度を喉元を流し込んだ時、少し違和感を感じました。
あれ、これってアルコール度数が結構あるのでは。。。φ(.. )
案の上、数分くらい経過すれば、
ずーと忘れかけていた酔いのような感覚がほんのりと。

あいやー。w(*゚o゚*)w
冷蔵庫に寝かしすぎて発酵が進んでしまったのだろうか。
しまったあ~!(;´Д`)

時既に遅し。2年5ヶ月あまりの断酒記録は、
知人の親切があだになって破り去られてしまったのか。。。

ううむ。(・◇・)
どうせ、記録が破られたのなら、今から
コンビニにでも行って、飲み直すか。。。(゚皿゚メ)

しかしながら、そういう発想は、ちょっぴり以前の飲酒時代ならいざしらず、
今の酒呑童子には幸いにも浮かんではまいりません。

そうして、しばらく考えあぐねた結果、
うん、こういう不可抗力のケースは、スリップとは呼ばない事にしよう。
こう解釈すれば、お天とう様もお許しがでる筈だとの結論に至ったのです。

すなわち、スリップの定義とは、
アルコールであると解っていながら、飲酒目的で自発的に摂取した状態
これは、明らかにスリップである。

つまり、逆に、次のような案件はスリップにはあたらない事としよう。
①本件のように、アルコール飲酒を目的とせず、
 アルコール含有物を意図せずに摂取した場合。
②微量のアルコール分が含まれているけれども、
 老若男女だれもが一般的に食する菓子や惣菜等の食品。

どさくさまぎれに、②の条項も追加しているのは、
実は、断酒後めっきり甘党になった童子は、内緒にしてましたが、
明治製菓の「メルティーキッス くちどけラム&レーズン」が大好物で、
時折、出張時は、おかしのまちおかで、こっそりと購入して、
新幹線で摂食するのが細やかな楽しみになっているのです。

これも、おまけしてもらおうかな。ってな魂胆なんですね。
ただ、パッケージにアルコール分3.7%と表示されてるのは、
今まで気付かなかった、と目をつむってもらって。。。(´・ω・`)


そう都合よく、スリップの定義を勝手に解釈するのでありましたが、
読者諸兄諸姉の皆様の厳格なる審判に委ねる事に致しました。

↓童子の解釈に賛同される諸氏は、クリックいただくようお願いいたします。



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2015年08月08日

先日、朝日新聞デジタルニュースを閲覧していると、
猿の習慣的飲酒に関する研究成果たる記事が目に留まった。
とある研究グループが論文にまとめて掲載した内容である。

新聞記事を要約すると、
西アフリカで現地人が樹液で造って保存してある酒を、
野生のチンパンジーが繰り返し飲む行動を観察したという事である。
野生動物で習慣的な飲酒が確認されたのは初めてらしい。

発酵させたタンクの酒をチンパンジーが飲む姿が、
数年間の観察で、20回、延べ51頭もの飲酒猿が確認された。

性別とは関係なく、成人猿だけでなく、6歳の子ども猿からまでいた。
発酵タンクにかぶせてある樹の葉っぱを皺くちゃにして、
スポンジの要領で酒に浸し、口に運ぶというテクニック。

チンパンジーもアルコールを分解できる遺伝子を持っているとの事。
研究グループの教授は「酔っぱらったかどうかは分からないが、、
飲酒した中年の雌が気持ちよさそうに歩いて去る姿が印象的だった」
と述べている・・・・・・・


もしも、童子がアフリカなんぞで、連続飲酒発作でも起こしていれば、
酒を求めて、猿の宴(うたげ)に加わっていたかも知れないなあ。φ(.. )
とふざけた事を思いながら、ふと、過去の日々が回想されて来た。


童子は幼少の頃からあらゆる動物に興味と感心を持つようになり、、
小学生時代は動物園の園長さんになろうと思っていた位である。
ただし、そのいたいけな童子の願いは、叶わずに終わった。

なぜなら、中学校からは興味の対象が動物から宇宙へと拡大して行き、
更に、UFOとか古代文明とかオーパーツとかの超科学へと進化したのだ。
勿論、当時の大学などには、未確認飛行物体学科とかムー大陸語学科とか
地球外生物学科とかいった夢幻的な学科は存在しなかったのだ。(今もか(・∀・))

やむなく、一番近いところで天文学者あたりになろうかと、
高校時代は考えてたが、これも周りの反対で夢は砕けた。

というよりも、社会に染まるにつれ、
動物や天文では、よほどの事でないと稼げないと思い始めた。
俗物に交わるにつれ、金子(きんす)を得る世俗的社会人に変化して行った。


しかし、社会人になっても、三つ子の魂百までといおうか、
潜在的な幼少期の興味は、時折回帰する事があった。

最近は足が遠のいているが、以前、家族で動物園に行楽に出かけていた時分は、
童子の足は必ず、猿のエリアでピタリと止まり動こうとはしなくなる。
家族は、足早に、キリンやヤギや、可愛い動物を求めて、
次々に園内を見て回るのだが、童子は何時も猿の園で釘付けになるのであった。

彼らの、人類に近い姿しぐさが面白く、やけに気になって仕方がないのである。
キーキー言うだけの小さいモンキーには興味は湧かない。
チンパンジー、オランウータンといった大型の知能の高い類人猿に惹きつけられるのである。
特にゴリラ、中でもマウンテンゴリラは、興味が高揚の極致に至るのだ。

一体、彼らは何を考えているのだろうか。
広大な自然の密林から、遠く離れた日本の狭い檻に連れて来られて、
どういう思いを抱いているのであろうか。
それが、童子の単純なる好奇心の原点である。


ゴリラが座り込んでいる近くで、悲しそうな眼を見つめては、問いかける。

「ゴリラのおじさん。ご機嫌はどうだい。」
「・・・・(いいわけねえだろ)」

「いい物、食べさせてもらってるか。不自由は、してないかい。」
「・・・・(コスト削減で大変さ)」

「何か辛い事でもあったら、聞いてやるぞ。話してみろよ。」
「・・・・(うっ、うっ)」

「そうか。悲しすぎて話す気にもなれないのか。」
「オホッ!オホッ!」

「力になれなくて、すまんなあ。」
「・・・・(気にするなって)」

こんな、会話が童子とゴリラの間で永遠と続くのである。

彼らが、どういう思いでいるのか、人類に近い容積を持った頭脳の中で、
どういう思索が思い巡らされているかに、やたら興味が湧くのである。
童子、一人だったら一日中、対面してても飽きない程である。

そういった崇高なる思索を巡らしていても、最後は、
「おとうさん。もう帰るよ。仲間にお別れの挨拶をして。」
などという無粋な家族の掛け声で、後ろ髪を引かれる思いで、
何時もゴリラの宿舎を後にしたものであった。

こんど、動物園に行ったら、こっそりとビールを持参して、
園関係者の眼を盗んで酒を酌み交わしてみるかな。
しかし、断酒の身。それも叶わなくなってしまったなあ。(T_T)


世界中の動物園の園長さん!飼育係さん!
もしも、このブログを見られたなら、童子の思いを斟酌していただき、
是非とも、不幸にも捕獲されて不憫な状態にある類人猿達には
売り物にしているだけではなく、せめてものお詫びに、正月か誕生日くらいは、
ビールの一杯でも飲ませてやる位の気配りをして頂きたいと切に訴えるのである。

やはり冒頭の記事にもあるように、
酒は神がホモサピエンスと類人猿に与えたもうた賜物なんですよ。
でも、アル中になる程は、飲ませてはいけませんが。。。


などと、たわいのない戯言を呟く夏の夜の童子でありました。(・∀・)


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2015年08月03日

待ちに待った(?)カンカン照りの真夏となりました。
しかし、関東甲信では7月下旬の平均気温は、1961年の統計開始以来との事です。
皆様も熱射病には注意を払いつも、ビールや冷酒の誘いには負けずにお過ごし下さい。


実は、昨年12月の記事『とある早朝の街の情景』を記して以来、
童子の数少ないスポーツ種目の一つであるジョギングをはじめとして、
全ての運動らしき代物から、完璧に遠ざかっておりました。

仕事が云々というと言い訳けになりそうなので止めますが、
なんだかんだで、ストレスの滓が蓄積していたのでしょうか、
このところ心身のリズムがおかしくなっていたようです。

健全な精神は健全な肉体に宿る。そうだ!(*゚∀゚)っ
まさに、この世界共通人類共通の標語を思い出しまして、
相当動きが鈍くなっていた心身に、先週から鞭を入れ始めました。

水曜日の朝、5時前に起床。前日は10時に羊十数匹程度で就寝。
7カ月ぶりのジョギングの始まりです。
やはり、長い間の怠惰が祟って、体が重い事、重い事。

断酒以降、完全に甘党に鞍替えしてしまった童子は、
それでなくても同年齢に比較すると摂取カロリーが高いのです。
ケーキ類。チョコレート。マシュマロ・ゼリー系。ドライフルーツ。大福。。。
店に行けば、必ず食べ放題セット。しかも、肉系&スイーツ。(・∀・)

先々週も、イトーヨーカドー内の焼肉2時間食べ放題の店へ、
この系統では何時もの常連の知人三名と行ったのですが、
初回注文から、ロース4人分。カルビ4人分。牛タン4人前。
トントロ4人分、などなど合計20人分。

と注文すれば、新米の店員なのかどうなのか知りませんが、
「当店では、食べ残されると、代金を頂く事になります。」
と言いにくそうに念を押す台詞をのたまうではないか。(`ε´)ムカー

確かに頼んだメニューを見れば、かなりのボリュームだ。
しかし、童子含め4人の胃袋は人並ではなかった。
しかも、朝から普段の食は抜いていた。φ(.. )

あっと言う間に初回注文分はペロリとクリア。
「おねえさん。追加。さっきと同じもの、もうワンセット。」
結局、更に、もう一度追加。それでも、あきたらず、追加。

「恐れ入ったか。新米店員さんよ。
 年配の方々と思って甘く見るといかんぜよ。」
と気勢を上げるのでありました。(☆゚∀゚)

そんなもんで、体重計に暫く怖くて近寄ってなかったのですが、
ジョギング前の童子のしきたりとしては、必ずbefore/afterは
測定せねばなりません。

意を決して、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、
電子体重計に跨れば、なんと思ったほどじゃあありません。
ジョギングを止めた時と変化しておりませんでした。

よっしゃあ~!と、時計の針を合わせて走り始めたのであります。
(未だに作動しているC級偽物スウォッチのストップウオッチ機能は、
 文字盤に巧みに印刷してあるだけで実際の針はないのですね。)

以前の記事『とある街の情景 』での出来事があったので、未明の繁華街には向かわず、
かといって早朝の公園で襲われる!のように奇襲される事態も避けたいので、
オカマもカラスも居ない海辺に沿ったコースを選んで巡ります。( ̄ー ̄)

既に明るく輝く砂浜沿いのロードは、新鮮な朝気に包まれてますが、
5時半にもなると、おてんとうさまの日差しも次第に増して来て、
汗は拭っても拭っても、どんどんと湧きだしてきます。

それでも、気持ちが高揚してきて結局100分のランニングとなりました。
afterの測定では、1.6kgのダウン。

この調子です!
調子づいた童子は、金曜日の早朝にもワンラウンド。
昨日日曜日の早朝には、なんと120分の試練をクリアしたのです。
トータル、3㎏のウエイトダウン。イェ~イ!(⌒-⌒)

夏の間に心身バランスを徹底的に回復させて、
今後の人生設計に備える基礎体力、基礎脳力を鍛え上げてゆこうと
朝焼けの空に宣言する童子でありました。
でも、合計5時間のランで多分30㎞も走ってないような気もするけど。。。(´・ω・`) 

アルコールを浴びていた時分は、どだい運動なんて皆無の状態で、
下手に走れば、心筋梗塞を招くような体たらくぶりだったのですが、
思いの他、運動せずとも、断酒と幼児ばりの睡眠時間と
規則正しい3食の習慣は、それなりのゲインがあったのでしょう。


真夏に戸外で運動して汗をかく事は、爽快感に満ち溢れて、
生命力が躍動する感攪を高めてくれます。
このあとに、キンキンに冷えたビールの喉越しが、
今はそう蘇らなくなってきた今日この頃であります。

まっ!これからですね。V(。・ω・)ノ゙


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