2015年03月

2015年03月25日

昨日、出張先でテレビを見ていたら、
50代後半の小学校教論が何年間も、近くの飲食店で飲酒しては、
酒酔い運転を繰り返していて、教育委員会への
匿名のタレこみで発覚し、教育委員会に処分された。
というニュースが流れていた。

教育委員会は、事故は起こしてないので、停職6ヶ月の懲戒処分とした。
本人は「大丈夫だと思っていた。考えが甘かった」
と話していたが、最終的に辞意を表明せざるを得なかったようだ。

ちょっとくらい飲んだって大丈夫だい、ってなもんで、
ハンドルを握っていると、ついついマンネリ化して、
罪の意識も無く、飲酒運転は常習化するものである。

かくいう童子も偉そうな事は一切言えた身分ではない。
過去の記事、『バイクでの飲酒事故』、『飲酒自動車事故』『飲酒自動車事故(続)
で書いたように、古の時代は、常習であったのだ。(反省の日々。。。φ(.. ))

結局は、2度の大破事故に結びついたのである。
尤も飲酒運転で警察沙汰になったのは、最後の大事故1回であるが。
(自慢には、ならない。φ(.. ))

実は、もう一度だけ、警察沙汰=検挙につながる場面があった事を、
先ほどのニュースを見ていて、思い出したのです。

数十年前の或る真冬の夜。学生時代でありました。

当時、馬の合う友人の呑兵衛が、(というか、飲む奴だけしか居なかった。)
京都は詩仙堂から山奥に入った処に住居を構えており、
童子はなにかと訪れては、酒を酌み交わしておりました。

酒を飲みつつ浮世を憐れみ、議論を弄び、
なにか、ドラマにでも出てくる安倍晴明と源博雅
のような関係だと嘯いては呑んでいたのであります。

ある月夜には、川の上流の高い堰の上に座り込み飲んでて、
巡回の警官から怪しまれて職務質問を受けましたが、
「我らは世を憂いて酒を酌み交わしているのじゃ。。。」
とか何とか訳の分らぬ事をのたまい煙に巻いたような。

不審者と思った警察官も馬鹿馬鹿しくなったのか、
「酔いすぎて、崖下に転落しても知らないよ。」
と言い残して去って行った場面が彷彿としてきました。

何時もは、友人の住居に泊まり込みで飲みつぶれるのであるが、
その日は、何故か、急に用件を思い出して、
真冬の凍てつく夜半を過ぎて帰路に向かった。

交通機関はない。当時の童子の愛車ヤマハ発動機125ccのみである。
セミフルフェイスのメットを目深に被り、
人気も無くなった丑三つ時の北白川通りを南へと下る。

人っ子一人歩いている者は居ない。車もほとんど通らない。
アクセル全開で突っ走る。気分がエンジン音に合わせて高揚する。
イェーイ!と声を上げながら更にアクセルを吹かせた時、
百メートル位前方の車道の真ん中にぽつりと人影のような物が。

出たか~。魑魅魍魎の蠢く古の都の事。
物の怪のひとつやふたつは出くわすであろうことよ。
そうか。やはり出よったか。

それでも、やっぱり酒が入っている童子とはいえ、根が小心者。
そこまではとことん酔ってはいなかったのか、
不安になりつつ、若干ながらスピードを緩める。

物の怪が、だんだんと近付く。
と、よく目を凝らせば、その物は、濃紺の装束に身を固め、
なにやら杖を横に振って構えているようだ。

これは、手ごわそうな。
更に近付く。確かに、白装束ではなく濃紺の衣服。
それに、同じく濃紺の烏帽子みたいな物も被ってるような。

や、やばい!このスピードでは、急ブレーキも困難だ。
やばい。ああ~。そのまま突っ込む~。
一瞬。濃紺の衣に身を包んだ男は横にすっと身を避けた。

その瞬間、紺色の衣服と烏帽子は、制服・制帽である事が認識できた。
手には警棒、腰にはベルト、それに拳銃フォルダーが眼に入った。
ややっ。!警察官ではないか。(((( ;゚д゚)))

その脇を、童子は、ブレーキを掛けるゆとりもなく、
そのまま通り過ぎてしまったのである。
というより、恐怖で脳味噌が制動しなかった、という方が正しい。

しかし、もう引き返すわけにはゆかない。
轢き逃げって、ひょっとして、こういう心境なのかなあ。
とふと思った記憶が微かにある。

そのまま、アパートに戻り、あわててドアに鍵を掛け、
恐怖で酒を呷るばかりでありました。

数日間は、ナンバープレートから割り出され
お迎えが来る気配を窺って、びくびくとしてましたが、
幸いにも暗くて足はつかなかったようでありました。

今思えば、誠に情けない真冬の一幕でありました。

「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな。」
などという生易しい標語は、アル中には、無縁の念仏である。
「飲んだら死ぬよ。死ぬなら飲めよ。」
アルコール依存川柳コンテスト最優秀賞酒呑童子の一句でありました。

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ctxt0475ctxt0475 at 17:39│コメント(2)トラックバック(0)

2015年03月20日

本日20日は、彼のオオム真理教が、東京の地下鉄でサリンを撒き、
罪なき多くの人々が被害にあった日で、もう20年も経つそうな。
テレビ番組を見ていて、忘れかけていた事件を思い出しました。

その頃は、童子は京都に住居を構えていたため、
からくも被害には会わなかったのでありますが、
なんと、その年前後の一時期は、仕事の関係で、
丁度事件のあった同じ地下鉄日比谷線で通勤していたのです。

もしも、20年前、あの事件の地下鉄に乗っていたら、
どうなってただろうか、などと考えると空恐ろしくもなるのでした。

おそらくは、何時ものように昨晩の過飲酒で、
会社を休んでいなかったら、(いたとしても)
二日酔いの具合の悪さを振り払うように、
恒例の朝酒を引っ掛けて出勤していた筈であります。

そして、運良く席が空けば、すかさず座り込み、
すぐにも、うたた寝を始めるのが常でありました。
それで、よく最終駅まで行って遅刻したものです。(´・ω・`)

もしも、その時、同じ電車に乗り合わせて、
もしも、その時、運良く座席に座っていたなら、
サリンが撒かれ、パニックに陥っても、酔いで寝込んでしまい、
運良く、あの世に旅立ったのでありましょうか。(; ̄Д ̄)

既に、サリンよりも先に、当時の童子の脳みそは、
すっかりとアルコールに犯されておりましたから、
サリンにも気付かずに、永遠に眠りこけてたやも知れません。
何事もなかったかのように・・・φ(.. )

昨日か一昨日のテレビで、童子も過去に通り過ぎた事もある、
上九一色村(ブログ記事青木ヶ原の恐怖参照)のサティアンの
隠れ部屋を見つけて、麻原彰晃を逮捕した警察官が
その時の状況を回想して話していましたが、
なんと、教祖の彰晃くんは、ガタガタと震えていたらしい。

だいたい、虚勢を張って偉そうにしている奴に限って、
根は、往々にして小心者である事が多いような気がします。

会社員だけでなく、勤め人である(だった)みなさんの周りにも、
自分より上の人間には、へこへこと、おべっかばかり使い、
部下には偉そうに振舞ってる上司や役員がいません(でした)か。
腹立たしい事に、大して能力がないのに結構昇進している輩。

そういう奴に限って、自分より立場が弱い人間には、
やたらと上司風を吹きまくり、自慢話たらたらと吹きまくり、
部下には虫けらのような口の訊き方をする、
人格を疑う如き程度の卑しい、胸糞の悪くなる、屑人間。(゚皿゚メ)

童子が再三非難して来た、某国営放送アホ会長も、同じ穴の貉とお見受けする。
ここまで、アホな言動を繰り返しては、恥も外聞もなく未だに居座る傲慢さ。
よくも、放送なんたら委員会は、まだ追放しないのか、はなはだ疑問である。

純真無垢な国民の皆様の、身銭を切って払った受信料が、
こんな屑のゴルフやタクシー代に化けておるのですよ。
(勿論、純真無垢でない童子は支払を拒否していますが。。。(≡ω≡.))

断固抗議の意思を合わせて、是非とも、酒呑童子が主催する
『受信料義務化を憲法違反であると告発する会』に参加しましょう。

なにか、憤怒の挙句、2ch風の過激な記事になってまいりました。

こんな記事をつらつらと書いていると、遅かれ早かれ、
マイナンバー制が始まれば受信料滞納者リストから特定されて、
籾▲会長シンパ(そんなのいるかな?)で隠れオオムの某放送局社員に
メール添付の新型サリンスパムでも送り着けられるとか。

或いは、某放送局番組を見ていると、『リングの貞子』に扮した籾▲自身が、
テレビ画面の中から身を乗り出して、サリンを撒きに出てくるとか。
童子は、真田広之の動作と微塵も変わらない状況になっている事でしょう。(怖っ!)

南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。

ちなみに、童子は小心者ですが、おべっかやゴマすりの類はできません。

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ctxt0475ctxt0475 at 23:11│コメント(2)トラックバック(0)

2015年03月11日

先週、上海に1週間ちょっと滞在していて日本に戻って来ました。
中国に居た時は、PM2.5の汚れた大気の下でも、へいっちゃらだったのですが、
土曜日に日本に着いた途端、それは急激に始まりました。(;´Д`)

眼球が異様に痒くなり、くしゃみと共に、鼻水が止まりません。
自宅にほうほうの手で辿り着き、窓を厳重に閉め切り、
空気清浄機をフル稼働させましたが、時既に遅し。

その後も、症状は治まる事なく、痒さ、くしゃみ、鼻垂れの繰り返し。
顔面が突っ張ったような違和感を感じて洗面所の鏡をのぞけば、
なんと、瞼は酷く腫れあがり、目尻は般若の如く釣り上がり、
真赤な血のような眼をした悪魔そのものの形相であります。Σ(=゚ω゚=;)

この面貌をぶらさげて、不用意に人様の集う街中を彷徨い歩けば、
たちまち警察官に見咎められる確率が極めて高いように思え、
また、熱も出たような気配とだるさで、1日中寝込んでおりました。(T_T)

日曜日も納まりを見せず、月曜日からの仕事にも差支えると判断し、
意を決して、警察官に出くわさない経路で、近くのマツモトキヨシに駆け込み、
点眼液と鼻炎スプレーと一箱のマスクを購入したのでした。


実は、四六時中ガンガンに大酒を呷っていた時分は、
春先に周りの大勢の人達が花粉症で苦しんでいても、
童子にとっては異次元の出来事、へっちゃらのへの字だったのです。

ところが、連続飲酒発作だけは何とか低減したあたりから、
つまり、一日の平均酒量が超大酒飲みから大酒飲みに変化したあたりから、
多少の花粉症らしき症状が現れる状態になったような気がします。
特に、2年前に断酒した春先からは、如実に酷くなりました。

思うに、アルコールが花粉症の薬の役目を果たしていたのか、
あるいは、酒毒が花粉のアレルギー毒を制していたのか、
はたまた、花粉症の症状も解らぬほど酔い痴れていたのか。

おそらく、最後の推測が正しい気もしますが、定かではありません。
とにかく酒を辞めてから花粉症が激化したのだけは
確かなような気がします。

今週は、天狗にでもなったような3D立体マスクに身を固め、
点眼液とスプレーを肌身離さずに通勤する身の上であります。
鞄には、ティッシュでは間に合わずトイレットペーパーを忍ばせている臨戦態勢であります。

飲んでた頃は、
「花粉症なんかになるなんて、なんてヤワな奴っちゃなあ。(酒の?)鍛えようが足らんのじゃい!」、
なんて蔑んでいるような不謹慎な発言もしておりましたが、
まさか自分が同類になるなんて。。。うっ。うっ。格好が付かんなあ~。(TДT)

でも。でも。考えようによっては、
やっと、酒を辞めて、本当に ”真人間” になったのかも知れないなあ。
そうだ。そう思おう。
と、鼻水を垂らしながら、久しぶりにブログ記事をしたためる童子でありました。(´・ω・`)

グスン。ムズムズ。フワックショッ~~ン!
これ以上、PCに向かうのは困難なので、今日はここまで。(・ω・)ノ


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