2013年06月

2013年06月29日

遂に、断酒後120日を突破した。無事4ヶ月経過した。
御陰様で、今回の断酒は、すこぶる順調に進行している。
最近、仕事がかなり忙しかったせいもあって、
断酒欲求も、日常では思い出す事も稀で、だんだんと萎んできている。

とは云っても、この病気は、地震天災と同じで、
忘れた頃やってくるという性質の悪さがあるのは、
何度もの断酒失敗の経験から熟知している。
熟知してても、突然の災害(病魔の如き飲酒欲求)に抗えなくならないよう、
平素から鍛錬を積み重ねておかねば、一気に破壊されてしまう。

鍛錬とは何か。何ができるか。
過去の自分に戻らないように、過去の不快な破廉恥な事実の覚醒により、
アルコール依存症であるという認識をフェイドアウトさせない事である。
いやという程、日常の脳裏に、”依存症の是認”を刻み込むことである。

そのために始めたブログであるが、最近は、飲酒欲求もほとんど沸かず、
飲み会に行っても、別段、何も感ずることもなく、
極めて状態が安定してきているので、自然と記録作業も疎くなってしまいがちである。
ましてや、最近の仕事の忙しさで半分は出張しており、ホテルについても、
家に着いても、バタンキューの状態という事が多い。

とにかく、無理することなく、バランスを考えて、
最低限、依存症の認識を風化させないレベルでは、書き続けなければならない。
断酒ブログというマラソンに参加した以上、ひたすら書き続けなければ、
ゴールに辿り着くまでに、ダウンしてしまうのは必定であると思っている。
この病に、ゴールというものは本当はないと思うが、目標設定しなければ、きついものがある。
童子の場合、ひとまず1年半と設定した。あと14ヶ月である。頑張ろう。v( ̄∇ ̄)v


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ctxt0475ctxt0475 at 04:53│コメント(0)トラックバック(0)

2013年06月26日

若かりし日の出来事。

とあるアメリカ人と、とある飲み屋のカウンターで出会った。
童子も日本人にしては、上背はあるのだが、
奴はゆうに190cmはあった。しかも横もでかい。
たいして流暢でもない英語で飲みながら話していた。
(この表現は正確ではない。正確に言うと「か・た・こ・と」)

童子もアメリカ人も、そうとう酔っ払って来た。
そうこうしていると、奴は酔っ払って、童子の華奢な(?)肩を抱き抱えるようにして来るではないか。
しかし、スキンシップにしては、どうも気配が違う。
童子は、酔ってはいたが、これはちょっとヤバいんちゃうか?
ひょっとして、このおっさんはアレちゃうか。という疑問が生じて来た。

左隣りの、これまた酔っ払った友人に席をチェンジするよう促した。
友人が席を移ろうとすると、アメ公は急に機嫌が悪くなり、
自分のアパートで飲もうと提案してきた。
童子は不安になり、友人と3人で飲もうよと切り返した。

「No! Only you!」(((( ;゚д゚)))

これは、やはりアカン!とは思ったが、奴は店を出るや、
童子を抱き抱えるようにして、自分のアパートに向かいだした。
「おい!一緒に行こうぜ」と友人に助けを求めたが、
なんと、無慈悲な友人は、それじゃあと言い残し逆方向に逃げ出した。
童子は圧倒的体力差で、ロック状態から逃れられない。

数百mも歩いたら、アメ公の自宅(たぶん借家)の玄関先に着いた。
アメ公も相当、酔いが回って来ている。鍵が見当たらないのか、ポケットを弄っている。
その一瞬の隙を見計らって、童子は肩の奴の手から滑り抜けた。

今だ!走れ! 
死に物狂いで走った。後ろも見ずに走り続けた。
酔っているから、何度も転んだ。それでも立ち上がっては走った。
童子のアパートまで、約1km。
人生、これほど全力疾走したことはなかった。

ようやく童子のアパートが見えた。
初めて後ろを振り返った。奴はいない。逃げおうせた。
アパートの部屋に転がり込み、すぐさまドアをロックした。
半分震えていた。本当に怖かったのである。
普通のスラックスだったため、膝は穴が空き、擦りむけて血が滲んでいた。

やー助かった。危機に瀕した童子の操は、なんとか守られたのである。
男ながら、強姦の憂き目に遭遇した女性の恐怖を体験したのであった。

なので、童子には、性犯罪の前科などは一切ありません。えへん!(☆゚∀゚) (なんのこっちゃ)



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ctxt0475ctxt0475 at 15:44│コメント(0)トラックバック(0)

2013年06月23日

先日、夏風邪が抜けきらず、意を決して耳鼻科に行った。
医者嫌いの童子ではあるが、かれこれ2週間も、鼻が詰まった状態で頭が重く、
極めて仕事なり日常生活の生産性が悪くなり、堪りかねた上での判断である。

大体、どうにもならない所までは、薬に頼らず我慢する性質である。
健康保険料の支払いとゲインを比較すれば、全くペイしていない。
ひたすら厚生労働省の財政を支援してきたのである。

会社近くの耳鼻科の待合室で順番を待っていて、ひとつのポスターが眼に留った。
禁煙を呼びかけるポスターである。その文章の一つに、こうあった。
「1本の喫煙は、寿命を、5分30秒縮めます」
なんともドキッとするフレーズではないか。
よほど腕のいいコピーライターの作であろうか。

などと関心するも、小心者の童子は不安になって、さっそく計算を試みた。
童子の人生で今まで何本の煙草を吸ってきたか。
3年間殊勝に禁煙していた期間があったので、35年間としよう。
日に平均15本ペースとすれば、
15本×365日×35年×5.5分÷(60分×24時間×30日)=24か月

えっ!2年間も命が縮まってしまったの?計算間違いではないか?
えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!よいよい…ではない!。・゚(゚`Д)゙
ただちに禁煙に踏み切らにゃああかんのか。。。


ところで、煙草1本の害の酷さは計算でわかったが、
酒一杯では、寿命はどれくらい縮まるのであろうか。と自然に疑問が湧く。
ネットでも検索するが、ピタッと来る記事は、なかなか見つけられない。。。

うーん。と考えた挙句、数学の得手な童子は、ひとつの仮説を編み出した。
アルコール依存症者の平均寿命は大体50代前半と言われている。
仮に53歳としておこう。また、日本人の平均寿命は83歳。
という事は、依存症者は、30年早死にすることになる。

依存症者の飲酒量はさまざまであろうが、仮に20歳から毎日、日本酒換算で5合(少し多いかもしれないが)
とすると、計算は、
30年×365日×24時間×60分÷(5合×365日×32年間)=270分
という結果になる。(男女差はあるだろうが、ひとまず計算を簡単にした)

つまり、日本酒1合だと4時間30分、命を縮める勘定になる。
1日5合で、ほぼ1日の寿命を浪費する事になる。

けれども、これだけコンスタントに飲み続ける前に逝ってしまうであろうから、
依存症者にとっては、もっと酷い数字になるのであろう。
さて、この重要なデータを、アルコール学会で発表すべきか否か。などと悩む童子である。


ただし、煙草も5分30秒といえど、1日1本で終わる筈もなく、
酒と合わせれば、とんでもない寿命浪費となってしまう。相乗効果さえでてくるやも知れない。
つまりは、断酒と断煙の合わせ技が、生き永らえるための必須条件になるなあと、
思いを悔い改めるためのブログでした。

で、はて、何時から禁煙を・・・
悩むなあ~。(´・ω・`) まずは、断煙ブログを捜してみよう。

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ctxt0475ctxt0475 at 18:32│コメント(2)トラックバック(0)

2013年06月19日

以前のブログ記事で書いたように、
酒を飲まない人間とは深い付き合いが出来なかった。
あげく、親友は全員酒飲みであった。

そんな類であるから、童子も、童子の酒飲み友達たちも、
酒を飲めない人間は一種片端であるような偏見を持っていた。
今思えば、ひどい話である。

学生時代の事である。
ある日、あるグループでの会合が終わった後、
童子のアパートで酒を飲もうということになった。
5人のメンバーだったが、1人だけ、酒は飲めないので帰りますという男がいた。
(仮にAさんとしよう。)
京都の某私立大柔道部の猛者だったのだが、まったくの下戸であった。
最近の日本柔道界の不埒な面々とは違い、真面目過ぎる位の男であった。

童子と悪友のBは、「付き合いが悪いのじゃな~い」などと、
無理強いして、飲み会を嫌がるAさんをアパートに誘った。
(誤解のないように言っておくが、Aさん含め全員男性である。)
たちまち酒盛りが始まり、童子とBはガンガンと飲り始めた。
Aさん以外の2人も、そこそこ飲める。皆酔いが回って座が盛り上がる。

Aさんだけは、素面でなかなかついてゆけないのを見かねた
酔っぱらったBが、Aさんにグラスを突きつけた。
Aさんは、「すみません。飲めません。」と断った。
そんな「飲め。」「飲めない。」の押問答が何回かあった後、
突然、Bがグラスのウイスキーを、Aさんの顔にひっかけた。

「俺の酒が飲めんちゅうのか!」と凄んだ。童子も「そうだそうだ」と加勢していた。
遂に、場の状況から意を決したAさんは、ウイスキーが注がれたグラスを思いっきり呷った。
Bが、「なんだ飲めるじゃないかい。もう一杯行けや。」とさらに勧めた。

ところが、2杯目を呷ってしばらく経った時、突然Aさんがひっくり返ったのだ。
口から泡を出して、引きつけを起こした様子であった。
今思えば、急性アルコール中毒であろうか。
酒飲みの連中は、普段ありえない状況にびっくりして、うろたえてしまい、
おい、えらいことになった。やあ、救急車だ、消防署だと、大騒ぎになった。w(゚o゚)w オオー!

当時、携帯電話などという高度情報処理端末などない。
アパートに1台の共用電話。
その電話でおそらく彼女と長電話していた他の学生から、
「おい、緊急事態じゃい!」と電話機を奪い取り、
救急車を呼ぼうとするが、酔っ払っていて、なかなか話が通じない。
最後は、童子がなんとか119を回せた記憶がある。

救急車がようやく到着して、病院へ搬送。
Bは流石に責任を感じて、救急車に同乗して行った。
救急治療後、Aさんは正気を取り戻し、入院することなく帰宅したようだ。

Bが戻って来て、4人でまた酒盛りの継続となったが、それで事件は終わらなかった。
しばらくして警察官が事情聴収に訪ねて来たのである。
この時、酔っぱらったB(実は童子かもしれない)が、「何をしにきた」と、また凄んでしまったのだ。
酔っ払って、部屋の電灯やなにかを、引きちぎって警察官に投げたようだった。
そんなこんなで、小一時間、警察とひと悶着があったのは覚えている。
(童子かBか、あるいは他の2人か、誰が張本人だったかは定かではないが、
 近隣の住人も集まってくるような騒ぎだった事だけは記憶にある。)


次の朝、ドアのノックで目覚めた。ガンガンの二日酔いでドアを開ければ、
アパートの大家さんの奥さんが乳飲み子を背負って突っ立っていた。
「昨夜は、とんでもない騒ぎがあったようですが。。。。
 今後、またこんな事があると。。。」

「すんませんです。二度とご迷惑はおかけしません。」

と言いつつも、こんな事が2度3度続いたのであるが、
気弱な奥さんであったため、なんとか追放は免れた。
おそらく大家さんと奥さんは、冷や冷やものだったであろう。
一時は、ぐでんぐでんに酔っぱらって、煙草の火が布団に引火しボヤ騒ぎにもなった事もある。
(布団の火は鎮火したように見えても、火種はなかなか消えていないので、要注意である。
 完全に水をかけて制圧しないと大変危険である。Σ(゚д゚;))


そんな酒飲みの人間関係で生活が成り立っていたため、およそ下戸の人とは交友することがなかった。
酒を飲まない奴は、何か人間的に欠陥があるくらいに思い、
情けない奴だ、人生の楽しみを解らん無粋の輩だと、
人種差別をしていたくらいであった。

が、しかし、である。
アルコール依存症の”否認”を封じ込められ、断酒生活を余儀なくされるに至った今、
酒を飲めない人と話す機会が増えて、なぜか下戸の人々に親近感さえ湧いてくるような、
意識の変貌が童子の内部で芽生えている事に最近気づいた。
(まったく、ほんに現金な奴っちゃのう。。。( ・Д・))

アルコールによる誤った偏見が、多くの貴重な出会いをスポイルしてきて
しまったのかも知れないなあと、ふと思う此の頃である。(´・ω・`)


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ctxt0475ctxt0475 at 11:26│コメント(0)トラックバック(0)

2013年06月16日

断酒108日目。
3月1日と、切りの良い日からスタートしたので、継続日数はカウントし易い。
(当月-3月)×30+大の月の数(3月、5月の2月)+当日=(6-3)×30+2+16=108となる。
(2月が入ってくると、如何に数学が得意な童子でも、ややこしくなるなあ~。
 やっぱり、カウンターを使おうかなあ~(´・ω・`))

ブログの方は、と、調べて見れば、3月9日から書き始めている。
なんと、58編も書いている。結構、書いたなあ~Σ(=゚ω゚=;)

何につけても三日坊主で、コツコツと努力するタイプではない童子にしては、
近年稀に見る珍現象というか、快挙であるなあ。
ブログ開始時には、毎日とは言わないが、週5編近い投稿をこなしている。
最近はペースが落ちてきて、せいぜい2、3日に1回程度。

これは、飲酒欲求と相関関係があるようだ。
3ヶ月前は、病院に行き、とにかく抗酒剤を手に入れなければ、
自分の意思だけでは、もうコントロールできない状況に陥っていた。
3ヶ月という短い期間だが、必死で頑張ったお陰で、今は飲酒欲求はほとんどない。
安定してくれば、書くペースも安定してくる。
ひっちゃかめっちゃか書く必要もなくなってくる。


もともと、ブログを始めたきっかけは、自助グループに参加しなくても
なんとか1人で断酒継続できる方法がないか、模索していた事に端を発する。
ネットを色々と検索していて断酒禁酒ブログ村に遭遇し、先達の方々のブログを読み漁った。
なかでも、syousukeさんのブログは感じる所があって、全編を、ほとんど徹夜して読み明かした。
そして、自分でも書こうと触発されたのであった。
(小心者の童子は、syousekeさんブログには畏れ多くてコメントする勇気がないので、
 この場を借りてお礼申し上げます。)

開始時の自分のブログを読み直して見てて、
>この数年、何回も断酒しようとした。でも駄目だった。
>”否認”ではないのだが、断酒を思い立った時の真摯な決意が次第次第に薄らいでゆき、
>気づいたら元に戻っている。この数年は、その連続だった。
>決意が薄らいで行くこと自体が、自分を依存症と真剣に認めていない”否認”なのかなあー?
と記述している。

そうなのだ。ブログに過去の失敗や醜態を刻み込むことによって、
”否認”と”忘却による風化”を阻止しようとするチャレンジ(闘争)なのであった。

コツコツ書いていると、不思議にランキングも上がっていき、応援コメントもぽちぽちある。
結構、ランキング自体が面白く感じて、記事を書くモチベーションにもなっていたが、
そもそも本来の目的ではない。とにかく、本来の目的に立ち戻ろう。
断酒継続のために、意識を風化させないよう、過去現在未来を刻み続けよう。

と、思いを新たにする童子でした。(・◇・)ゞ


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