2013年05月

2013年05月20日

昨日で、断酒80日となりました。我ながら頑張っているものだ。
とはいえ、3年、5年、10年と続けておられる方々から見れば、
まだまだ、ひよこの域を出ない。
けれども、自分なりに、だいぶんリズムが掴めてきたような気はする。
以前、何度もトライしては、失敗してきた断酒とは、少しばかり意気込みが違う。
というより、もう後がないなと、今回は肝に銘じている。


ところで、学生時代に、ある友人に「小人閑居して不善を為す」と言われた事を思い出した。
中国の故事諺の類であるが、
つまらない人間は暇になると(人目がないと、という説もある)ろくな事をしない、
という意味である。
小人に対する反意語は、君子である。

正に、依存症の日々は、酒呑童子にとって小人の仕業である。
暇さえあれば、そして人目がなければ、
することは飲酒しかなくなっていたのである。
建設的な事柄をやろうとする意欲も気力も消え失せ、ただただ、
酒という安直な快楽に身を委ねるだけの生活となっていた。

しかし、今酒を止めたからといって、たちまち君子になるわけはないが、
小人でなくなるわけでもない、と思う。
数学的(?)に云えば、断酒=”小人でなくなること”ではない。
断酒は必要条件であっても、十分条件ではない。

ともかく、君子にならずとも(勿論そういう器ではない)、
少なくとも、小人からは脱皮しようと思う。
以前の記事で、「早く人間になりたーい!」と書いた事があるが、
つまり、妖怪人間ベムから、”人間”に生まれ変わることである。

この何十年にも渡った自己中心的な生活の中で、
人格的に失ってきたもの(もともと何もなかったとも言えるが)を取り戻し、
日々精進を続けて徳を積むという修業を、断酒とは並行して進めなければならない。

そこいらを良く振り返らないと、
単なるアルコールを飲まないアル中キャリア(潜在保持者)に終わってしまうであろう。
根が小人であるかぎり、暇になれば不善(童子にとっては飲酒)に走る
素質は消えてしまわないであろう。

どうやって???φ(.. )
と自問自答する、最近の童子である。

うーん。先は長いのう。。。(´・ω・`)


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2013年05月18日

AAに通っていた時期もある。
一番最初は13年前。それから間欠的に出席していたが、実質正味は1年程度であろう。
ただ、AAでは、なかなか繋がりは持てなかった。
というより、持つことを拒んでいたのかもしれない。
自分がアル中でありながら、他人のアル中は差別する意識が幾ばくかあったような気もする。
全く失礼千万なことである。

唯一、繋がりができかけた人がいた。
ある会合で出会ったYさんは、60代後半の男性で、
童子が中国で一時期仕事してた事に興味を持ち、話しかけてきた。
Aさんは、実は刑務所から出てきたばかりであった。
酒を飲めば、若気の至りがぶり返し、刃傷沙汰を起こしたのであろう。

ただ、素面のYさんは、実に頭の低い物腰の柔らかい好好爺といった人物だった。
呑んでた頃は、電車の中でも、何かあれば喧嘩になるような性分で
揉め事も多かったらしいが、断酒してからは、そういう気性も収まり、
忍耐する力が出てきたと話されていた。

童子に頼みがあるといわれた。
務所で服役中に色々と世話になって、懇意となった中国人の友人がいたが、出所後連絡が取れない。
服役中に友人に書いてもらった中国の住所のメモを解読して欲しいとの事であった。
福建省までは解るが、それ以下がよくわからないと言っていた。
自宅に置いてあるから、次回AA会場に持ってくるという約束だったが、
童子は、毎回出席する優等生ではなく、Yさんとはすれ違いになった。
2ヶ月後に、久しぶりにAA会場を覗けば、Yさんはプツリと来なくなったらしい。

あれほど、真摯に過去を反省して、断酒した生活の素晴らしさを
ミーティングで滔滔と話しておられたのに、どうされたのかなと思う。
再飲酒がぶり返し、来れなくなったのではない事を祈るが。。。

AAのミーティングに参加していると、
結構人間味溢れる善人(そうな)人々が思いの他大勢いらっしゃることに驚く。
童子が一番食わせ者で人格的に劣るのではなかろうか、と思うくらい好人物が多いのである。
大酒飲みで失敗し尽くして底を見たことで、悟りを開いたというのは言い過ぎだが、
人間の殻が一枚剥がれた心境になられたのではないか、と思っていた。

ただ。ああ、この人はいい人だなあ。頑張ってるなあ。
と思っていると、途中でピタッと参加が止まってしまう人も多いのも事実で、
やっぱり再飲酒が始まり、不幸な結末を迎える人もいるようだ。

そういう童子も、前回のAA会場からは、忽然と消えているわけで、
皆さんからは、そういうふうに思われているんだろうなあ。(´・ω・`)

一人で頑張っております! (⌒-⌒)


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2013年05月17日

久々に気分の悪い夢を見た。寝覚めが悪いものである。
また、酒を飲んでいる夢である。
断酒してから何回か飲んでいる夢を見たが、みな奇妙にリアリティがあり、
先ほども起きたときにも、はっきりと酒の匂いを感じる程であった。
他の方のブログでも、現実感ある飲酒の夢を書かれているのを拝見するが、
まだまだ、深層心理からはアルコールが拭い去れてないということだろう。

わけのわからない鉄条網で囲まれた施設で飲み続けていた。
刑務所などではなく(お世話になった経験は残念ながらないが)なにか会社の施設らしかった。
会社で飲酒しているのだが、なにやら仕事の件でもめているようだった。
そんな中で、シーンが変わり、部下や同僚が笑いながら出現してくる。
みな、どんどん自分を追い抜いて偉い地位に出世して行く夢である。
おめでとうと言いながらも、一抹の寂しさを胸の中にしまう。そんな夢である。
現実でもあるのだが、飲酒問題で転職を重ねており、仕方ないなと割り切っているつもりでも、
こんなところに鬱曲した部分がまだあるのかと、情けなくなってしまう。

ほんとに、こんな夢は朝から気分の悪いものである。
以前なら、グィっと朝酒一杯で、元気一発!とリカバリーするのだが、
断酒生活を決めた以上、そういう手は使えない。苦しいところである。(TДT)
しかたなく、先日の帰省の際に田舎で買った、夏みかんの皮を煮詰めた甘いお菓子で誤魔化す。
うん。これは、結構いけます。ちょっぴり元気が出てきたね。(*'-'*)

やはり、時折、酒の心地良い陶酔感が、ふと脳裏を掠めることがある。
繁華街の飲み屋やスナックの看板、コンビニ、スーパーの陳列、テレビのシーン、電車の吊広告、
などなど、至る所に思い出させてくれる刺激のネタが転がっている。
これは一生忘れそうにないが、なんとかフェイドアウトしてくれるのを待つしかない。

反面、飲酒後の体や脳の具合の悪さ、気持ちの悪さの感覚も思い出されて、
日増しに嫌悪感も強くなってきている。また、酒の匂いにも、ひどく、いやらしさを覚えるようになった。
通勤電車で自ら酔ぱらってた頃は、何も感じなかった他人の酔っ払いが、
今は非常に疎ましく感じられ、場所さえ避けるようになった。

しっかりと記憶しよう。

うん、朝一ブログ(朝ブロ(≡ω≡.))をしたためている事で元気になってきたぞ!
挫けずに、今日も頑張って仕事に行って参ろう。v( ̄∇ ̄)v


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2013年05月15日

早めにホテルに着いた。今回は、一人旅である。
従来なら、すでに電車の中でかなり出来上がっている筈だ。
そして、電車を降りるや、コンビニに立ち寄り、焼酎のワンカップを3本買う。
宝焼酎25度220mlの愛飲者であった。宝酒造の経営には相当貢献している。
その後、暮れかかる街の闇に溶け込み同化してゆく。お決まりの流れである。
つい3ヶ月前までは、小金さえあれば、3、4軒くらいこなしていた。

ホテルに戻り着くのは、1時過ぎ。
それからバタンキューで寝入り、成績優秀なら、7時前に目が覚める。
当然、飲みすぎで気分が悪い。
7時かあ、まだ仕事まで2時間はある。1杯位なら大丈夫だあ、とチューハイを煽る。
そして、途中のコンビニで、必ずフリスクかミンティアを買う。
(こんなもので、アルコールの臭いが消えるはずないのに。)

連続飲酒発作に陥らずとも(その手前なのだが)、こんな状態で生活の機軸が構成されていた。
もう少しヤバクなれば、遅刻、もしくはドタキャンと、
次第に谷底へ向かって魔性の周期を繰り返してゆく。
しかも、その周期はどんどん短く深くスパイラルしてゆくのである。

今回の断酒を始めてから、5回ほどの宿泊出張があったが、
やはり、環境が変わり、ホテルに一人で泊まるとなると、なぜか、妙に酒が恋しくなるのだ。
物悲しい気分も醸し出されて、叙情的にもなり、酒に浸っていた精神感覚が無性に懐かしく思えてくる。
しかし、今までのところは、毎回、抗酒剤で保険を掛け、切り抜けてきた。

以前は、酒を買うついでに、コンビニ弁当というお決まりコースだったが、
断酒後は、健康に配慮して、惣菜屋で夕食を買う機会が増えた。
サラダ、野菜料理、魚、肉類と、食事のバランスを考えるようになったのだ。

本日は、趣向を変えて、食品スーパーを覗いてみる。
健康を考えて買ったものは、以下のような代物。
生卵、納豆、おむすび2個、粗引きウインナー、牛乳1000cc、
ロールパン、デザートにロールケーキ。野菜ジュースも。
なにかしら侘しい内容だが、夕食だけでは食いきれない。残りは明朝の食事だ。

スーパーのレジに並んでたら、後ろで聞き覚えのある声がした。
振り向くと、やっぱり、
「あ~ら、酒呑童子(ほんとは本名)さん。こんなところで。
久しぶりね~。最近きてないわよねぇ~。ちょっとは覗いてよぉ~。」
「いやー、いそがしくって。。。また行きますって。」
断酒前には、出張に来るたびに寄ってたスナックのママだった。

もう二度と行く事は無いだろうなあ、と思いに耽りながら、
スーパーの買物袋をぶら下げて、ホテルの部屋にもどる童子でした。

しかし、牛乳を見つめて、これがマッコリだったらなあと、
ふと脳裏を掠めるのは、・・・まだまだ修業が足りんのじゃ~!、(゚皿゚メ)
と、牛乳の自棄呑みをするのでした。(きっとあしたは下痢ピィーだ(T_T))

断酒76日となりました。おやすみです。


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2013年05月13日

一昨日、田舎の実家(今は妹夫婦が暮らしている)で、
亡き父の七回忌を行った。
妹夫婦とその息子夫妻、娘夫妻とその息子、身内だけの供養である。
檀家になっている寺のお坊さんが、実家に来て読経を上げるだけである。

不幸者の息子(酒呑童子)は、冠婚葬祭には至って疎く、
両親の供養も、祖父母の供養も、すべて義弟の世話になっている。
人並みに歳だけは重ね、冠婚葬祭の参列も人並みの回数ではあろうが、
なにせ、参列しても酔っ払うだけの習性を誰もが知っているから、
主催者側としての白羽の矢が巡って来なかったのだろうか。
(早く言えば、世間の信用がないってこった。(;´Д`))

現在、父方の氏を名乗る子は、童子一名になったのであるから、
本来は童子が行わなければならない儀なのである。

先般、ふと考えた。この先、田舎の墓はどうなるんだろうか。
童子には、びた一文、何の財産も残さなかった親父が、
唯一残した遺産が、立派な御影石の建造物だけなのである。
全くもって、ありがた(くもない)迷惑な話である。
などとほざいたら、先祖代々の浮遊霊たちの集中砲火を浴びそうだ。w(゚o゚)w

今まで妹夫妻は童子には一言も話すことなく、
檀家としての奉納、墓の維持、お布施などの支払など一切合切を、代行してくれていた。
肝心の童子は世に疎いので、何があるのかさへ思いも及ばない。
アル中の兄に話したところで全く意味がないことだと、諦めていたのであろう。

今回、一晩実家に泊まり、四方山話になったとき、
妹夫婦が、言い難くそうに、今後の墓の処理の話を切り出してきた。
選択肢が色々とあるようなので、考えて見てくれんか。
考えて見よう。で話は終わった。

ま、こういう事が話題になるのも、
童子の様子が素面らしく、話せる状態だと感じたのであろうか。
人間扱いされる所まで昇格したのかな。

どちらにせよ、田舎に墓があっても、飛行機に乗らなければ、
参ることもできないような場所では、供養もままならない。
(そんな殊勝な気もないくせに(≡ω≡.))
今後、田舎に戻り住むという事はありえないし、
かといって、現住所もこの先どうなるやも解ったものでもない。
おそらく、転々とする可能性が高い。

うーん、どうしたものかのう。
同じ悩みをもっている、かっぺ出の御仁も多いのではなかろうかと思う。

ともあれ、普通の長男なら当然の苦労を背負うことのなったのである。
アルコール依存症で終れば、こういう苦労もなかったであろうが。。。
などと不敬なことも考えてはいけないのだ。
いやいや、ありがたいことだと思わないといけない。

まともな人間として長生きしないとなあ。
それには、唯一断酒あるのみだな。
と酒呑童子は決意するのでした。(・◇・)ゞ


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