2018年10月22日

童子が以前勤めていた会社を退職してからは、
健康保険は会社加入の保険組合の任意継続であったのだが、
1年半を経過すると、国民健康保険の方が安いと解り、
保険を解約し国民健康保険に切り替えた。

会社の保険組合では毎年の人間ドックの費用を
会社員時代は全額、任意継続中は半額を負担してくれてたのだが、
国民健康保険では、そうはいかないらしい。

積年の目に余る不養生は、数年断酒したくらいでは、
お天道様は時効や恩赦で容赦はしてくれそうにないので、
金は掛かっても、定期的に健康管理は抜かりなくおこなう必要があるのだ。(´・ω・`)

ただ、特定健診とがん診断は格安(特定は500円)で受けられるとの事なので、
早速、受付医院一覧表の中から近くのS病院を見つけて申し込んだ。
実は、以前に一度このS病院にお世話になった事がある。


6年前の師走も近い金曜日の夜。確か10時を少し過ぎる頃。
持病の大腸憩室炎が発生して、夜間応急診療所であるK病院へ。
まだ、電車が動いていたため、気丈な(ケチとも云う)童子は
下血状態にもかかわらず、電車に2駅ほど乗って夜間応急診療所へ赴いた。

午後7時から翌朝8時までの間に、救急車で救急病院にいくには今一つ
という患者さん用に応急診療を行うといった市の施策である。
だから、夜間に高熱の出た幼児や児童が半分位居てワーワーと泣いて騒がしい。

童子は、救急病院でなくても、点滴で下血は収まりそうだと考えていた。
しかし、一晩夜間診療所で点滴を受けながら回復を念じて横になっていたが、
酒呑童子の都合が良い時だけの神頼みでは信心不足で通用しないのか、
下血は納まらず、土曜日の朝になって救急車で救急病院に搬送されたのだ。φ(.. )

その搬送先の病院が、S病院だった。搬入されるや直ちに検査に回される。
下血がかなり多いという事で、輸血2単位ほど受けて入院となったのだが、
夕刻にはなんとか下血は納まり、仕方なく一晩だけは過ごしたものの、
医師の二三日安静で入院と言う指示を振り切って、無理やり退院したのだ。

実は、日曜日の夜から、当時の会社の仕事で重要な出張があったのだ。
といえば、仕事一筋の有能サラリーマンのように聞こえるが、何の事はない。
日曜日の新幹線に乗るや否や、すぐさまワンカップを煽っていたのである。(・∀・)


そんな数年前の出来事を思い出しながら、待合室で検査の順番を待っていた。

さびれた病院なのである。
細い道を挟んで向かい合わせで、別の総合病院と面しているのだが、
規模で劣っており、経営も危ないのか、S病院の建屋は相当古びて見える。

建屋内もなんとなく薄暗い感じで、20名あまりで一杯になりそうな待合室。
時間が早かったせいもあろうが、9:30で患者は童子含めて4名。
受付のブースには、チェックの制服姿が7名+白衣が1名。
患者数よりも多い8名の女性職員が、うだうだと話し込んでいるのだ。

おいおい大丈夫か、この病院は。などと余計な心配をしていると、
10時きっちりに、白衣も着ずに普段着風のおばちゃんから呼び出し。

まずは、身長体重測定の指示。
驚いたことに、なぜか身長が去年に引き続き、また伸びていた。Σ(゚д゚;)
この歳になっても、まだ成長するのだろうか。(ペンネームは童子だけど・・・)

以前入院時のカルテと照合されてたらしく、
「6年ぶりですね。おや、若く見えますね。」
などと無駄口が多い。
(若く見えるって、断酒前に通ってたスナックのママさんのお世辞以来で
 少し気を良くしてたのだが・・・)

次は、血圧測定。110―80。
やけに今日は低いな。でも、まあ、いい数字だ。

「えーっっ!」
急におばちゃんが叫んだ。
「脈が・・・。
 大丈夫ですか。ふらふらしませんか。なにか苦しいとか。」
「いいえ。」

「徐脈とか以前に言われたことは?」
「さあ。」

「ちょっと異常な数値なので、院長に確認を取ります。
 本当に大丈夫ですか?」
と、今にも相手が死にそうな面持ちで童子を見つめるのであった。

数分も立たずに、今度は白衣の若い女性が現れ、
「酒呑童子さんですか。(ホントは本名)
 先生からの指示で今から心電図を取ってもらいます。
 大丈夫ですか?苦しくないですか?」

う~ん・・・心電図。。。あっ!メニューになかったから特別料金加算か。
500円やそこらでは済みそうにない気配に、
懐の寂しい童子は不安になるのであった。(´・ω・`)

検査が終わり、待合室で座る間もなく、院長室に呼び出し。
流石、患者数が少ないから待ち時間も少なくて良いが。。。

くたぶれた感じの医師が、心電図の結果を食い入って見ていた。
「酒呑童子さん。
 何かスポーツは、やってましたか?」
と、不審そうに聞くではないか。

「いやあ、この3年ですが。ジムでジョギングをやってますけど・・・
 一週間50㎞、一ヶ月で200㎞以上走ってますけど・・・」(*´ -`)

「ああ、良かった。脈が40しかないからびっくりしたのだが、
 P波がきちんと出てるから、安心しました。
 スポーツ心臓ですね。
 ああ、良かった。」

健康診断に来て、今にも脈が止まり死にかけた老人と見られたのだろうか・・・
いやはや。φ(.. )
でも、若く見えるって言ったくせに。。。(元、スナックの従業員とか・・・)(`-´メ)

ところで、前のブログに書いた記事『いよいよ心臓の寿命が。。。。』を是非ともご覧あれ。
ひょっとして、平常時に脈拍40って事は、これから人の1.5倍、長生きするかもね。。。(・∀・)
受診料は5,000円近く掛かってしまい癪だったが、童子は揚々と帰宅するのであった。

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